緑色のベンツ
訪問美容に向かうべく、とある幹線道路を北上しておりましたところ
向こうから珍しやグリーン色の価格4桁のベンツがやってまいりました。
「ふ〜ん、こんな田舎道(比較的ですが)にもベンツは走っているんだあ」と
アフリカの奥地ではベンツ扱いの愛車のハンドルを握っておりました。
段々近づいてくるとともに、運転席にはバシッと数十万円のスーツを着込み
ヘアースタイルはバッチリのいい男の顔が見えてまいりました。
と、よーく見ると私が大学生の頃から担当させて頂いているHさんでありました
(ヘアースタイルのおかげで儲かってますな)。
皆さん、逆の場合もありますよ。
ボーっと運転していると誰かがどこかで見ているかも?
車は軽でも格好とヘアスタイルだけには気をつけましょう!
遠い所
そう、訪問先まで1時間かかる場合は遠いところ、というのかもしれません。
訪問美容では当たり前の距離ですが、一般の理美容師さんにとってみれば
行くのも大変ということになるでしょう。
こつこつと雨風の日も体調のすぐれぬ時も、利用者様が待っていることを思うと
そうした距離も厭わないのですが、「ひょっとして今後数年このまま1人でずーっと担当するのかしら?」
などと思う時もあります。
しかし、皆さんのために頑張っていればいつか手助けしてくれる方も現れるだろう
スタッフの子育てももうすぐひと段落・・・などと思いながら頑張るわけです。
そうした中スプリングハズカム、そしてようやく3年目にしてお手伝いしてくださるスタッフハズカム。
Don’t worry be happy!
上履き
よく作業が終了後の受付で「その靴、外履きなのでは?」とクレームがつきます。
そんなことはするはずもないので
「いや〜外履きですよ、もちろん」とお答えするのですが
よーっく見るとなんとなく外履きの色ってあるものです。
ちょっとくすんだ色で、汚れが多少目立つといったものは疑われる最たるもの。
やはり白系統のものが良いのかな?などと思います。
皆さん訪問理美容の際はどんな上履きをお履きになってますか?
李下に冠を正さずの教えを肝に銘じましょう。
無駄足
どちらの業者さんからの紹介かわかりませんが
在宅からのご依頼が一件入り早速行って参りました。
他の予約はスタッフにお願いし、リーダー会議終了後
「やるMANN(今週で終了)」を聞きながら春風に吹かれて・・・
と、玄関から出てきたご主人「今電話しようと思ってたとこなんですよう
家内が急に入院してしまってね」。
よくある出来事です。
であったら、今週末の法事の前にパーマをかけたいとご依頼のあったIさんとこに行けたかも?
毎月ご依頼のあるSさんからの予約を今日にしとけば?
雑念が頭の中を駆け回りますが、訪問美容師たるものそれも計算のうち。
営業もそうですが、無駄足はいつか自分に返ってまいります。
ミート セパレーツ
そう、日本語では肉離れといいます。
はじめて聞きましたか?そうでしょう、そうでしょう。
信じてはいけませんよ。
テニスのレッスンが始まりものの5分とも経ぬうちに
太ももに激痛が入り退場ということになりました。
コーチ曰く「ちみぃ、こりゃ肉離れだなもし〜」などと涼しい顔ご覧になっておりましたが
本人はえらいショックでありました。
翌日から訪問美容の行く先々で「どうした、どうした?」の質問の嵐。
老若男女を問わず心配をして下さいました。
が、まだまだ若い小生(?)回復力も若者並みとまではいきませんが
なんとか階段は手すりをつかまず降りられるようになりました
(でもお風呂は3日間入っておりません)。
ディサービスでの訪問美容の諸問題(2)
そして最後は利用者様の数の問題ですが、場合によっては1人
午前か午後のうちどちらかですから多くても数人といったところとなります。
従って、交通費など諸経費を考えるとマイナスになる場合もありうるわけです。
大手業者さんがディサービスは無視という態度をおとりになるのも致し方なし
かもしれません。
さて、皆さんはどういう風にこの問題をお考えになるでしょうか?
「いつでもどこでも1人から、たとえお足が出ようとも!」とお考えになるか
「やっぱ、や〜めた」と仰るかは各人各様といったところでしょう。
でも、楽しいですよディサービスでの訪問理美容。
ディサービスでの訪問美容の諸問題
先日の講習でもお話したことですが、ディサービス中での訪問理美容は種々の問題があります。
我々のサービスを受けることによって正規の介護報酬を削られる
ということでまったく出入りを認めない業者様が一部でいらっしゃるということ。
利用者様本位で受け入れ態勢をとっていらっしゃる所でも
作業は午前中もしくは午後のどちらかに絞りこんでいるということ。
利用者様の通所する曜日が週のうち決まっている。
従って月曜日しか来ない方などは
こちらが他の施設様で月曜日の定期訪問契約をとった場合などは施術不能となる
ということ(他施設様との契約が月2回の月曜日訪問であっても
同じ条件の契約がもう一箇所成立すれば月4回の月曜日は全て埋まってしまいます)。
まだありますが、続きはまた明日というところだ〜(「小沢昭一的こころ」風に)。
講習会後記
時間が少し余ったらどうしましょ?などといった杞憂は不要の半日でした。
皆さんに熱心に傾聴していただき、あっという間に予定の時間が過ぎ去っていきました。
現職の理美容師さんと介護職についている理美容師経験者が半々といったところの構成でしたが
授業開始前のアンケートで訪問理美容を始めたいといった熱心なお気持ちを知ることができました。
後半は理事長も加わり、営業トークのロールプレイングも熱を帯び
最後の懇談会では「一日も早く現場へ出たい!」という声が多く聞かれました。
次回からは、サロンを併設するLLP本部での実習が多くなる予定です。
きっとより中身の濃い内容になることでしょう。
予想以上に現場の実態を知りたい、見たいという方々が多かったということは
こちらもノンベンダラリンと毎日を過ごしてはすぐ追いつかれる、ということでもあります。
こちらにも良い刺激を与えてくれた講習会でした。
明日の講習会
講師を務めさせていただきます。
参加人数は役10名、4回ある講座の最終講座を締めさせていただくこととなりました。
実技演習は副理事長が万全の内容で講習を終えておりますので
私は訪問理美容業界の現状・今後の趨勢の説明
そして訪問理美容師として生計を立てていくには?といった題目で講習を進めていくこととなります。
数年前までは、とてもこうした内容でお話できるほど私どもの業界は広まっておりませんでした。
が、最近では業者さんも多くなりまた情報量も豊富に
そして訪問理美容を真剣に目指す方々が増えたおかげで
講習の形を取ることができるようなりました。
資料もバッチリ整理し、明日は快晴(の予定)
しっかり皆様に知りうることをお伝えしてまいります。
(ということで明日の見聞録はお休みでございます。)
寒の戻り
三寒四温ならぬ五寒二温といった最近ですが
絶えず外に赴く訪問理美容師の皆様は、風邪など引かずに頑張っていらっしゃることと思います。
毎年この時期は学生時代の仲間が上野に集まり旧交を温め合うのですが
今年はちょうど良い頃合となりそうです。
今年は九州、東北からの参加者もあり、各地域の訪問美容情報が聞けそうで楽しみであります。
いったい首都圏以外ではどんな形で営業しているのか?
はたまたそういったサービスは未だに途上にあるのか?
いずれ地方行脚をLLPの仲間達としてみたいものです。
訪問予定日の変更
在宅、施設を問わず多々こうしたことが起こります。
在宅ですと利用者様の体調如何、施設様ですと催事や訪問診療の都合などで
スケジュールを再調整ということになります。
サロンでしたら「また来てね〜」ということで、予約は無かったことにしてしまいますが
訪問美容の機会が限られてる皆様には極力日程を合わせるように努力します。
サラリーマンとは違い、相手先の都合に合わせ予定を変更していくのは商売人のつらいところ。
特に独立独歩の我々訪問理美容師は
相手の都合に合わせることが第一歩であるような気が致します。
基本
テニススクールも後半をむかえ、仲間達もそれなりの格好がついてまいりました。
初級コースが終わると中級コースに進むわけですが、皆さんどうするんでしょうか?
私はコーチに気を使い、一応「それでは中級コースに進みましょうか?」
と申しましたところ、「ナニ?ちみぃ〜。中級だって?ちみの場合は基本がなっとらんで
もう一回初級コースだな」とありがたいお言葉。
振り返ってみれば、ゴルフも卓球もそしてフットサルも我流の人生。
しかし、よーっく考えてみれば美容師だったではありませんか。
まっすぐ髪の毛を切ることはできております。
基本はバッチリ!
しかも今脚光を浴びている(?)訪問美容師でもあります。
(なお、もう一回初級コースは行かず、そのお金でラケットを購入する決意も固めました
→また我流となります)。
臨機応変
急なご依頼が多々あるのが訪問理美容の世界です。
定期的に伺っている施設様からも急にいついつ来てくれ!
といわれる場合もございます。
おかげ様で小所帯の私どもは小回りが利くせいで
なんとかご要望に答えることができます。
所帯が大きければ良い、というわけでもないようです。
一般理美容室でもメガサロンの横で個性あるお店を見かける場合もあり
大きな船を運転するより小型船舶でいろいろな経験を積むのも
理美容師冥利に尽きるのではないかと、ふと思うときもあります。
次の訪問先があるからといって、大手業者からにべも無く断られた皆様からのご要望を
利用者様本位で伺うという姿勢が、小所帯の持ち味では?
介護職員の流出
先日のNHKで表題の特集が組まれていました。
賃金の問題そしてきつい労働内容から、介護現場の人手不足が深刻だとか。
ある施設の求職担当者がそれでは、ということでフィリピンに飛んで
介護職員養成学校で求人活動をしたところ
日本に行きたいという希望者は10人中1人くらいだったとか。
多くは住民権がたやすく取れる諸外国での労働を望んでいました。
それにも増して、日本の場合は自国で介護技術を学んだことは無視され
新たに国内での数ヶ月の経験を積まねば施設に勤めることはできないそうです。
そうしたシステムを作るのはお役人。
自分達はたくさんの退職金で悠々自適の老後を頭に思い浮かべながら立案をするのでしょうから
特養などの実態など「知りませ〜ん」といった ところなのでしょう。
訪問美容の現場で垣間見る職員さん達の大変さを
そのうち首に縄つけて見せてやりましょうか?
いろいろな形の訪問美容
訪問理美容というと、高齢者の皆様のヘアーを担当するものと思い浮かべる方が多いと思います。
当然、私もその口でした。
しかし、数年続けているとそうした方々以外に多くの外出困難な方がいることを知らされます。
現代はインターネット社会。
外出ができぬ皆様は目を皿のようにしてこの社会を検索なさっています。
実際に私どもをごひいきにして下さっている方々のうち何%はそうした経緯を経ております。
これからスタートする理美容師さんには
今述べたような方々を含む方を対象にするのか、はたまた高齢者の皆様だけを対象にするのか
事前に心の準備をなさるのが肝要かと思います。
巷で活躍する訪問理美容師さん達
お電話でのご質問をくださる方々の中には
今現在訪問美容を実際になさっている方がいらっしゃいます。
皆さんいろいろなお悩みがありご相談いただくわけですが
やはり現場に即した内容が多いようです。
お電話だけでは時間もなく、また説明内容にも不備が生じますので
LLP理事長との会合の際などにおいでいただくことになりますが
概ね話す内容は実務的なものとなります。
現場を知っていらっしゃるということは、お互いに共通体験があるわけで
こちらが勉強させて頂く場合も生じます。
我々が思っている以上に、じわじわと仲間の輪が広がりつつあることを実感しております。
歩きながらのカット
あまり調子がよくない日は、利用者様も落ち着きません。
前回はうまくいったから、などと安心をしておりますと泡をくうことになります。
ケースバイケースでカット姿勢をこちらが変えねばならぬ場合があることは
皆さんもご経験済みでしょう。
先日は座位を保つことができぬ(寝たきりとは違う意味での)
利用者様のカットを担当。
何回かさせていただいており、今回もうまくいくだろうと考えておりましたが
そうは問屋が卸してくれませんでした。
ウォーキングカットは何年ぶりだったでしょうか?
日々新鮮な出来事に出くわす訪問美容活動であります。
訪問美容で得た生きた情報の提供
を高齢者にしている業者さんもこの世界に存在します。
現場での利用者様からの情報、そして契約をいただいている施設様の情報を第3者に提供なさって
自社の利益を得るわけです。
本当によくできたシステムと言わざるをえません。
まあ、猿知恵といえばそれまででありますが。
実際に私ども訪問理美容師は、利用者様や施設様の情報が手に取るようにわかります。
数時間限られた空間の中で接する業務ですから
ある意味では関係者のなかで一番情報を得やすい立場であるともいえます。
さて、そうした機会をその利用者様のために使うのか、自分達のために使うのか?
やはりその人の生き方に関わってくる問題といえましょう。
相身互い
テニスレッスンも遅刻常習犯ながら
暖かいコーチの指導のもと50の手習いが続いております。
なによりも早く仕事を切り上げねばならず
仕事に追われる身としてはひとつのよいメリハリとなっているようです。
さて、昨夜は見慣れぬ若人達がご出席。
「ホラホラ、ボーっとしてないでてきぱき動いてよ!」と口には出しませんが
態度にモロ出ております。
「ふん、こちとらゴルフもスキーも、おまけに柔道だってできるだもんね!」
とわけのわからぬ反論を心の中でしてみても、所詮若さにはかないませぬ。
そしてレッスンも終盤。
最後にダブルスを組んだご同輩は私に近いお年でした。
たまたま出したラケットに玉があたり若人のコートにポットンと落ちた瞬間
「ナイスボレー!!」と 私は100デシベルの声で叫んでおりました。
彼も涙を浮かべておりました
(余程若人達の態度が気に入らなかったのでしょう・・・ワカルワカル)。
ラケットよりもやっぱりハサミが似合う訪問美容師の阿鼻叫喚の一夜でございました。
王道
ワンレングス。
これに始まりこれに終わる、と緒先輩に教わりました。
が、最近ではあまり街では見かけなくなりました。
ヘアースタイルの王道もやや影が薄くなってきている昨今であります。
が、訪問美容先ではまだまだ愛好者が多いのも事実です。
私はこれ!と半世紀以上同じスタイルを続けている方は
その技術の良し悪しを瞬時に見分けます。
他のカットは、ノーダックカールで処理もできますが、ワンレンだけはご法度。
あだや疎かに扱ってはいけませぬ。
王道ばかりでなく覇道もあるよ、などとのん気なことを言っていると
残り少ない髪で頑張っている方々に階段から突き落とされますよ〜。
みんな手を振りましょう
誰でも挨拶をされると気持ちの良いものです。
「こんにちわ〜」と言われ
はて?だれでっしゃろ、と思うのはあなたの勝手ではありますが・・・
高齢者の方々は自分達が考えているほど他人との接触は少ないものです。
特に施設などにご入居となると、愕然とするほど人との接触の機会は減るものです。
見かけるのは朝から晩まで同じ方々、机の上には数年来の同じ写真
流行のものを着ようとしても外出もままならず
というとエイリアンとの出会いは新鮮なものにうつるもののようです。
では、会話をすればよいのかというと、皆様お耳も遠く
また意思の疎通も不確かな場合もあります。
ボディランゲージ、すなわち手を振ることなどからしてしてみては如何?
今日も帰りのエレベーターが閉まるまで
とある利用者様は私に手を振っていらっしゃいました。
一人なのにあいスイマセンね
エゲレス帰りの気品ある男性利用者様が気を使ってくれます。
「やはりシェーバーはゾーリンゲンであろうか?」
「いやいや旦那さん、やっぱり貝印でしょ」 などといった会話をすつつ
傾きかけたお体に合わせ、右45度の角度で切ってまいります。
そういえば奥様のお顔も最近お見かけしませんが、元気なんでしょうか?
少し心配をしていると
「 ほうきも持ってえらいもんだ!」と先日ある施設でのショートスティの際に
バッタリ出くわした利用者様(ショートスティでのバッタリはとうに忘却の彼方へ)。
気を使っていただくほど一人きりのご要望の訪問美容は気にはしませんが
こうしてみると決して一人だけの相手ではない数十分を過ごしているわけです。
床を掃かない
「まったくよ、切りっぱなしで毛も掃かねえんだから、俺は言ってやったよ!」
とお怒りの利用者様。
とあるスポーツ業界では名の知れたお方のお怒りは迫力がりあります。
「そーだ、そーだ、もっと言って下さいよ!」と相槌を打つ私の足元は
毛くずだらけでありました。スイマセン。
しかし、そうした理美容師さんは一部かとも思いますが、多いことも確かです。
何人かの新人さんとサロンで一緒に働いたことがりますが
掃かない方の方が多かったように思います。
自分の靴も毛だらけ、お客様の靴も毛だらけ。
なんともインターン経験者としては異様な風景でありました。
箒を持ってボーっと突っ立ていた数十年前
やらせてもらえることは床掃きだけだった我が青春はいったい何だったのありましょう。
ウォーキングプア
取りざたされております。
働けど我が暮らしは楽にならず、などといった言葉を子供の頃聞いたこともありますが
当時と今ではニュアンスが違うようです。
いつも朝方に訪問美容へ向かう際の時間調整で
いろいろなところの ファミリーレストランに入ります。
同じチェーン店でもスタッフの対応がそれぞれ違い
あるお店ではコーヒーのおかわりをこちらから注文しなくて良いほど気を使ってくれます。
また、あるお店では「あそこのお客さんがコーヒーだって。あなた持っていってよ。」
などと消極的な接客。
ただ目的意識もなく働いていれば、自ずからウォーキングプアに近づいているようなものです。
数十年後の
自分の姿を垣間見てまいりました。
いつもの施設様で利用者様の施術を終え、ホッと一息を入れておりますと
お風呂から上がられた方の後姿がボランティアで音楽演奏をなさっていた方に見えました。
まあ、他人の空似ということもあるだろう
と荷物を整理し終えてあらためて見るとやはりそのボランティアの方。
通所サービスをお受けになる立場となられていたわけです。
訪問美容師もいずれ老います。
輪廻転生、一生懸命皆様にお仕えせぬと
「いい加減な技術ばかりしてたんですって!?」とばかりに
他の訪問理美容師さんに明治のザンバラ頭(ちょと古いですね)
にされてしまいますよぅ・・・。
在宅の利用者様
からいかにご要望を頂くかと、という問題は
個人で訪問理美容を展開する際には大きな課題となります。
施設様からご契約を頂くというのもこの業界の一つの手でありますが
なかなかそうおいそれとうまくはいきません。
また、契約が取れたからといって一人でまかなうのはこれもまた至難のわざです。
というわけで、職人気質を貫きたいと仰る方には
やはり在宅での仕事をメインにするのがよかろう、ということになります。
が、ではどうやって知ってもらうのか?
先日も、とある美容師さんからご質問がありましたが
せめて「お時間をいただきあらためて教えていただきたい」くらいの情熱がないと
乳母日傘育ちの理美容師さん達にはこの業界、なかなか大変なものとなります。
いつもの面々
久しぶりにディサービスに行ってきました。
顔ぶれは多少変わったとはいえ、昔馴染みの利用者様達は健在でありました。
訪問美容の予約は2名様。
作業所にたどりつくまでお愛想を振りまきやっと仕事を始めようとしていると
「なんじゃワシのことほっといて!」(女性です)と早速ありがたいおしかり。
「でも今日はお金をもっておらんじゃ」と言いたいことを言うだけいって
いつものお席へ帰られました。
続いて「やってもらえんかのう」と別の利用者様。
職員さんがお風呂に入ったんだから別の日に、と何回言っても断固拒否。
とうとう私の足をつかんで泣き始めてしまいました(というのはうそですが)。
何はともあれ、ありがたい話であります。
2月も終わり
あっという間の2月でした。
確定申告の時期でもあり、日数が少ない月でもあり
いろいろと気ぜわしいひと月でした。
ところで訪問理美容師の皆さん、売上げの方はいかがでしたか?
よくいうニッパチの月ではありましたが
そうした商売の定説も最近はあまり聞かなくなりました。
サロンを始めた頃は季節変動指数などといった語句がありましたが
3、7、12月が他の月の倍も売上げがあった時代はとうに昔の話しとなりました。
ところで、2月の売上げ?いいですよ〜と思わずニンマリしているあなた
3月はもっとよくなりますよ。