Topics 2006.8月 訪問美容サービス パリスへ
| HPの効用 |
| チマチマと更新を続けていると |
| HPはわが子のごとく毎日気にかかる存在となってきます。 |
| 稚拙(今でも?)の頃から比べてみると |
| 通信速度そしてソフトの中身が数段良くなり |
| 管理するものにとってありがたい状況です。 |
| さて、訪問理美容同業の方々のものも気がついた時に拝見しておりますが |
| 最近は行方不明のところや、内容不備のところが多いようです。 |
| HPはわが子であるとともに、その業者の顔でもあります。 |
| 是非、手塩をかけていただきたいものであります。 |
| 粛々と業務をこなす |
| 同業者のある社長さんがポツリと |
| 「近くの在宅の利用者様のヘアーを担当している時が一番ほっとするよ。 |
| こんなに手を広げてみたのは良いけれど、あちこちに気を使うのは大変!」 |
| と言ったとか。 |
| そのスタッフさんが私のところにお手伝いに来た時の内緒話であります。 |
| そうでしょう、そうでしょう。 |
| わかります、ご同輩。 |
| しかし、首を長くしてお待ちになっている利用者様のもとに赴き |
| 粛々と仕事を進めることこそ、ストレス解消の第一歩ですよね。 |
| 無人の荒野を行くがごとく |
| 営業をかければ、多くの確立で施設様と訪問理美容の契約を取れていた時代も終わりました。 |
| 従って多くの固定費用を抱える大手の業者様は生き残りを図るべく |
| 他の業者が契約をしている施設様に入り込む戦略へと方向を転換しているようです。 |
| そのために各施設様ごとに訪問理美容価格の設定を変えています。 |
| ここは料金が高いので丁寧にいろいろな付加技術を |
| そしてここは低料金なので手数を減らしていい加減に |
| という戦術のようですが、メニュー内容は全く同じなのは何故? |
| カルテの整理も終わり |
| 来月の予定を手帳に転記。 |
| 年末年始のスケジュールを片目でながめつつ、領収書のスタンプ押し。 |
| そうこうしているうちに、お昼となりました。 |
| そしてお次は記帳業務。 |
| はさみを持った訪問美容師に比べ、圧倒的に時間が過ぎるのが早く感じられます。 |
| 眉間のしわも、ワインディングしている方が増えぬような気がします。 |
| 秋の夜長 |
| 近づいてまいりました。 |
| 幹線道路では、すでにドライバー達に浸透しているようで |
| 昨日は10トントラックが追い越し車線に立ち往生。 |
| ドライバーさんは運転席でしっかり口を空けて爆睡しておりました。 |
| あな、恐ろしや! |
| 訪問理美容師も忙しくなるに従って移動距離は確実に伸びます。 |
| 車そして電車、はたまたチャリンコ、オートバイとどれを活用するにしても |
| 仕事以外の疲労との戦いになります。 |
| 目をつぶり、よだれを垂らしてチャリをこいでる人を街中で見かけたら |
| それはひょっとして訪問理美容師さんかもしれませんよぅ・・・ |
| 御用聞き |
| 先日も申し上げましたとおり、御用聞きビジネスも加速しているようです。 |
| 昨日も小さな町に訪問美容に行ったところ、大きな家電量販店が。 |
| こんな小さな、ましてや通りも狭いところに、というところにも大手は進出しております。 |
| その近くには昔ながらの電気屋さんが営業しておりましたが |
| そうした中小の電気屋さんは御用聞き営業に力を入れるべく |
| 同じ組織になる旨の新聞記事もありました。 |
| 篭城を好まず果敢に打って出る |
| その心意気には我々も拍手を送りたいような気持ちです。 |
| ただ今〜 |
| いやあ、美味しそうなにおい。 |
| 芋の煮っころがしかな?うふふ。 |
| ビールにするか、はたまたお風呂が先か・・・ |
| と、気がついたら夕ご飯の支度を始めたグループホーム様の食堂に |
| はさみ片手につっ立ている訪問美容師でありました。 |
| よだれを拭きつつ、妙齢の女性方を3名ほどカット。 |
| 老人ホーム様とは違った暖かさを感じた夕方のひと時でした。 |
| お気に入りの昼食 |
| 年齢を経るに従って、美味しいものを食べたいという欲求が強くなります。 |
| 根本的にお育ちがあまり良くございませんので |
| 高価な食べものは好みませんが・・・ |
| 車上生活が長くなるに従いコンビ二依存症が強くなる昨今ですが |
| 最近では高速道路のSAがなかなかです。 |
| あれっ、と思うほどのものが出てきたりして |
| 訪問美容師冥利につきる(つつましいですなあ)というものです。 |
| 訪問理美容師が選んだ食事ベスト10! |
| なる番組が12チャンネルあたりで話題になるかも、です? |
| 一番! |
| なにはともあれ、朝一番にやってもらわねば気の済まない方がいらっしゃいます。 |
| 高齢になると気が短くなるというかなんと申しましょうか。 |
| 今日はそうした方が相次ぎ、訪問美容の現場は混乱しましたが |
| なんとかうまく切り抜けられました。 |
| そして、 その利用者様をエレベーターでお送りした際に・・・ |
| 「パリスさん今何時?えっ、そんなにまだ早い時間なの。時間余っちゃうなあ・・・」 |
| 朝二番には福来る!という言葉でも作りたくなる一瞬です。 |
| はい、それじゃ明日 |
| とばかりに、予約が入るや否や駆けつける |
| というわけには段々といかなくなってまいりました。 |
| 手帳の余白の確保にやや難しさを感じます。 |
| こうした訪問理美容の仕事は、お店でお客様を待っているのと違い |
| すべて完全予約制であります。 |
| 仕事の手配がやりやすいといった反面、お約束した以上必ず伺わなければならない |
| という厳しさがあります。 |
| パンクチャルに動くためにも、余白の確保は必須です。 |
| 不思議なもので |
| ちょっと遠いかな?と思うところに訪問美容に通い続けていると |
| その近くの利用者様や施設様から新規にお声がかかります。 |
| 不思議なものです。点と点がつながり面となるようです。 |
| そこで問題なのが、移動時間。 |
| 新しい道路がどんどんできるのは良いのですが |
| 持ってる地図は数年前のもの、昼食時間がなくなります。 |
| あな欲しや ワンセグ対応 カーナビゲーション(安いやつ) |
| 外苑前にて |
| 一昨日はいつもの通りの散歩コースを取るべく |
| 渋谷、半蔵門線の階段を見上げたところ男性のご老人が。 |
| こぎれいな身なりで、階段に座っていらっしゃいましたが |
| なんとなく疲れたご様子でした。 |
| が、人通りも多く先を急ぎました。 |
| そして、「今晩のご飯は外で食べてね。」という今週2回目のご指示を仰ぎ |
| お小遣い節約のために外苑前の立ち食い蕎麦屋へ。 |
| するとどうでしょう、またしても同じようなご老体が交差点近くに座ってらっしゃいました。 |
| しかも、 ズルスルと仰向けになっていくではあーりませんか! |
| 山崎副理事長が「今はバスの停留所に高齢者がちゃんと立って待っているが |
| そのうちみんな待っている間にバタバタ倒れていくようになるよ。」 |
| と言われましたが、まさにその通り。 |
| おまわりさんが駆けつけ一件落着致しましたが |
| この先の自らの将来に不安を感じる一夜となりました。 |
| ご用聞きの人海戦術 |
| なる記事が本日の日経新聞朝刊に掲載されていました。 |
| 先日、その日経さんから「一般の家庭にも訪問に行くんですか?」 |
| という質問の電話がかかってきたのは、そうした記事の取材であったのか |
| と納得した次第です。 |
| そういえば、いつもお邪魔している渋谷の利用者様宅に先日伺った際のことですが |
| 大きな液晶TVが鎮座ましましていました。 |
| 「どうしたの?こんな大きなTV。」と私が質問したところ |
| 「テロップの字が小さいからデパートの外商で買ったのよ〜」とのこと。 |
| なるほど、景気の風は御用聞きに吹いているようであります。 |
| 振り返ってみるに |
| このTopicsをはじめ数年が経ちました。 |
| 当初のころは訪問美容師見聞録などと、しゃれた名前もつけて気取っておりました。 |
| 「いつも見てるよ〜」、「先日の話しは面白かった!」 |
| などといった皆様からの励ましを頂き、青息吐息ながら続けてこれました。 |
| そして今現在、お尻の青い訪問美容師さんはじめ |
| 上場なさったmixiI内でも訪問理美容 師さん達の日常をうかがい知ることもできるようになりました。 |
| 柔道で言う「先鋒」としての役割も果たし |
| 一人満足しております。 |
| こち亀 |
| 掲載35年になるそうです。 |
| 私の高校入学時から続いているとは驚きですね。 |
| 日々書き続けての年数ですから大変なものです。 |
| ただ当人にとってはあっという間の数十年で、苦しいことなど何もなかったとか。 |
| 何より好きで楽しいことをやっていれば、光陰矢のごとしな のでしょう。 |
| 美容師時代も時が経つのが早かったですが |
| 訪問美容中心にしてからの方が数十倍早く時が過ぎていくようです |
| (単に年をとると時間が経つのが早い、ということかもしれませんが)。 |
| これから暑くなるから |
| と利用者様がおっしゃるので、今日は短めのカットということに致しました。 |
| えっ?もう秋で朝晩涼しいですって・・・ |
| いえいえ、もう10ヶ月もすると暑くなってきますよ来年の夏。 |
| 訪問美容では、まさにそうした会話の連続の毎日です。 |
| 真正直に利用者様のおっしゃることに受け答えしているスタッフをみると |
| あれこれと言いたくなってきます。 |
| が、私みたいな受け答えが本当に良いのか、ふと考えてみてもしまいます。 |
| 問い合わせ昨今 |
| ここのところ、訪問理美容に関するお問い合わせは初歩的なものがなくなってきました。 |
| どうやって始めたらよいのか、とか訪問先はどういった所なのか |
| とかいったご質問はほぼなくなりました。 |
| 今現在、他所にてやってはいるがもう少し前向きに取り組んでみたい。 |
| 明日からでも営業を始めたい、といったようなお話が多くなってきました。 |
| 賠償責任保険に関する質問が多いのも皆さんの前向きな気持ちの現れのようです。 |
| 訪問理美容も底辺がじわじわと広がってきております。 |
| 頭が悪いのはともかく |
| 足まで悪くなるようになったらおしまい |
| とばかりにテクテクと毎晩歩いております。 |
| 青山コース、原宿コースそして新宿コースと若者に混じり切磋琢磨(?)の毎晩です。 |
| 重力に段々と負けてしまう加齢対策には下半身のケアが大事ですが |
| 上記のように筋肉を鍛えることばかりではなさそうです。 |
| LLP全国訪問理美容協会講演での宮川先生のお話 |
| 私も今からとても楽しみにしております。 |
| 金銭授受 |
| 訪問理美容の代金支払いは、在宅ではもちろんその場でいただいて帰りますが |
| 施設様内においては多種雑多な方法があります。 |
| ここで述べるには行数が足らぬくらいです。 |
| そうした中で最近多くなってきたのが、利用者様ご本人が直接我々にお金をくださる方法です。 |
| 忙しい時などは計算が合わなくなったりつり銭不足になりますが |
| 利用者様にとっては良いことですよね。 |
| 良質な訪問理美容師(1) |
| まずはキャリアがある程度なければいけませんね。 |
| ある程度、という言葉は曖昧ですが、どれだけ多くのお客様を担当したかどうか |
| という言葉に置き換えても良いかもしれません。 |
| 次はできれば既婚者、その上お子さんがいればなお良し。 |
| 昨日の親王お誕生の際でも、お若い方々にとっては単に |
| 「お子さま」という表現で終わってしまいます。 |
| それなりのキャリアを経た方々には |
| それなりの人生を経た人間がお相手をするのが好ましいでしょう。 |
| 続く・・・ |
| 夏バテ模様 |
| ここのところ、暑さも峠を越え朝晩もずいぶんと楽になってきました。 |
| ただ日中は寒暖の差が激しく、われわれ訪問美容師にとっても体調維持は大変です。 |
| 昨日そして本日と数年来の在宅そして施設内の利用者様にお会いしてきましたが |
| それぞれ少しお疲れ気味。声の張りも少しないようです。 |
| 「夏バテと地震は忘れた頃にやってくる!」 |
| みな様も是非お気をつけください。 |
| 昨日の続き |
| これから訪問理美容を始めよう、とする方々には |
| 在宅でのお仕事中心が良いような気が致します。 |
| もちろん志があり、そんな小さいことじゃ経営云々 |
| と言われる方には関係ない在宅訪問理美容ですが。 |
| 仲間達と話す際には、やはり醍醐味みたいなものを感じるのは在宅でのお仕事。 |
| 一人で何から何までこなさなくてはならないので大変ですが |
| 収入の面でも充実感の面でも、施設営業を凌駕します。 |
| 今週は午後の時間帯はすべて在宅でのお仕事。 |
| 秋の気配を利用者様と一緒に感じてきたいと思います。 |
| 久しぶりで拝見するお顔 |
| 心してお世話になっている施設様を回るようにしております。 |
| 在宅を中心の訪問美容の毎日の中 |
| なかなかみな様のお顔を拝見する時間もないのですが。 |
| 相変わらずお元気な方、「イヨっ!ひさしぶり」とお声をかけてくださる方 |
| そしてお痩せになってしまった方などなど |
| みな様それぞれでいらっしゃいますが心豊かになるひと時です。 |
| 「私たちに比べ、本当に訪問理美容師さんはいいとこ取りよねえ。 |
| だって皆さんに喜ばれているうちに仕事が終わるんですもの」 |
| と職員さんに言われますが、異議ございません。 |
| 国際福祉機器展 |
| 今月27日〜29日まで、東京ビックサイトにて開催されます。 |
| 皆さん奮ってご来場下さい!とは最近あまり言えず |
| 今年もどうしようかな?などと考えておりましたが、行きます。 |
| 会場にてお会いしましょう。 |
| はじめて行った時は感激したものですが |
| この数年は出展品にあまり変わりがなく(と本人が思っているだけですが) |
| 足が遠のいておりました。 |
| 今回行くことにした理由としては、しばらく行ってなければ新鮮な何かを感じ取れるのでは |
| と思うからであります。 |
| 訪問理美容も世間の耳目に触れるようになってきた昨今 |
| 何か新しい品が出ないものとも限りません。 |
| 函館山、 |
| 私が訪問美容を始めて間もない頃 |
| 利用者様の中で「函館山」を連呼される方がいらっしゃいました。 |
| そして実際に行ってみると、そうした気持ちにもなるのもわからぬでも・・・ |
| と思うほどの街でありました。 |
| たぶんその方もこの季節の函館山を思い出されていたのではないでしょうか? |
| 仕事に追いまくられるのも良いのでしょうが |
| 利用者様のふるさとに旅するのも今後の仕事の糧になるものと |
| 感じた短い夏休みとなりました。 |
| 車のステッカー |
| 随分と色あせてまいりました。 |
| 昨日も施設職員の方から「そろそろ変えたら?」とのお勧め。 |
| 話をしながら指でステッカーの端をカリカリやられ |
| あやうくちぎれそうになりヒヤヒヤ致しました(かように古びております)。 |
| 考えてみれば看板しょって毎日営業しているようなもの。 |
| 新しいステッカーを貼り換えねばいけませんね。 |
| スタッフのユニフォームもそろそろ。 |
| お金がかかる秋となりそうです。 |
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