Topics 2006.1月 訪問美容サービス パリスへ

今月のLEON
表紙がピンク色であります。
久しぶりに目の肥やしに、と思い買ったのでありますが
電車の中ではその色は目立ちすぎます。
寒さ対策の軍手をはめ、鼻水をすすっているちょいハゲオヤジが
LEONを読んでいる様はちょっと異様な風景であります。
そもそも理美容師は、現場でカラー剤やらパーマ液やらで着るものが汚れるため
あまり淡い色のものは身につけません(と思っているのは私だけだったりして?)。
それが習性になっているせいか、訪問理美容の現場でもそうした傾向になりがちです。
しかし、Spring has com!今年はせっかく大枚をはたいて(?)LEONを買ったからには
少々派手めな色を、と記事の中のシャツの値段を見たところ一桁違い。
やはり、ちょいハゲおやじには”ユニクロ”がお似合いのようで。
どうして私が東大に?
などという広告が車内でこの時期よく見かけます。
どうしてって、試験に受かったからだろう!
と一人憤慨しぶつぶつとつぶやくのは年のせいかもしれません。
でも、試験を受ければ受かるというわけではないので
何かしらのノウハウをその塾が伝授したということをアピールしているわけですね。
世の親達も「ひょっとしたらうちの子も東大にいけるかも??」などと夢想するわけです。
訪問理美容でも同じこと。
ただ、ボーっと机に座っているばかりでは、一人も利用者様とは会えません。
誰かのまねをしたり、藤田さんや山崎さんの話を聞いたりしているうちに
「いつのまにやら・・・」ということになるものです。
さて、先ほど朗報が入りました。
荒川さんの金ではなく、LLPの仲間が施設様と契約寸前とのこと・・・
トップマメから
クラウン4MMそしてネープはマメ収めなどというパーマを随分と昔やったものです。
最近では、ワインディングも一日何人というほどする機会も無くなりましたが
昔とった杵柄は有難いものでたまに訪問美容の際にマメロットを巻いても指は勝手に動きます。
スタッフを募集し面接をする際は、「美容室をやめて数年経つので不安なんです」
などと仰る方もよくいますが、心配ご無用。
現場に入ればほっておけば自分からどんどん動くのが理美容師
心配しているのは頭脳だけで体は自然に動くようです。
ところで、認知症に陥った理美容師さんを現場に戻すとどうなるんでしょうね?
ストロークカットだけはやって欲しくないものです。
第3回訪問理美容師の集い
おかげさまで多数のご参加をいただき、昨日無事終了致しました。
ご出席頂いた皆様には厚く御礼申し上げます。
今回は主に実技中心の講習会となりましたが
営業ノウハウについての講習も皆様に喜んでいただけたようです。
回を重ねるにつれ、出席者の方々のなかにも実際に営業を始められている方の割合が増え
中身の濃い集いとなりつつあります。
右の写真は副理事長・山崎のカット講習。
会場の熱気にあおられ、いつもよりヒートアップ。
いつ倒れるのではないかと、会員一同ヒヤヒヤしておりました・・・
が、二次会での飲みっぷりを見る限り、いらぬ心配だったようです。
あれから
4年は経ちましょうか?会長・副理事長そして私の3人が夜遅く会ったは。
最初の頃は3人で年に2回、渋谷で訪問理美容の将来を語りあっていたのですが
今日こうして「ランドマークタワー」にて100名に近い仲間達と会することができるとは
夢にも思っていませんでした。
回を重ねる毎に内容は充実するばかり。
予想していた横の連携、お互いの仕事を助け合うことも軌道に乗り
またこれから訪問理美容を始める方々にも微力ながらお力を貸すこともできるようになりました。
おっーと!もう時間です。
昔話はこれくらいにし、明日に向かって横浜へ行ってくることと致します。
いよいよ明日
第3回訪問理美容師の集い、が開催されます。
席も早くから埋まり立席での講習会となり、皆様にご迷惑をおかけしますが
会員一同一生懸命頑張るつもりです。
理事長、そして私も明日は午前中に予約が入っており
慌てふためいて会場に駆けつけることとなりそうですが
下準備は万端。隔週土曜日毎に約2ヶ月間夜遅くまで、打ち合わせをした成果が出そうです。
二次会では、会長を中心に九州・四国そして新潟からの会員を含めた23名の会員が一同に会します。
楽しみです。
これからの明日の施設様での仕事の準備にも気合が入ります。
増える美容室
本日の日経新聞にこのような記事が載っておりました。
美容師資格者が増えるのと並行して、会社法が変わり起業しやすくなったこと
無担保・無保証人でも融資を受けられるようになったこと
など等美容室開業者には追い風が吹いているとか。
踊り場を迎えた景気の中でも、駅前立地以外の店舗は借り手市場というのも一因かもしれません。
昨夜の友人の勤務先は有楽町ですが、私どもの店舗の賃借料を聞いた途端
「ずいぶん高いね」と言っておりました。
その言葉を真剣に肝に銘じなければなりません。
美容室数増大のなかですが、近いうちに必ず高齢者オンリーのバリアフリー理美容室ができることは必然。
山崎副理事長の夢の訪問理美容室の再現は近いようです。
春日にて
昨夜は旧友と一杯。
「鬼平犯科帳」を絶対観る!と居宅での利用者様との約束もどこへやら
帰宅したら終わっておりました。
鬼平も熱き友情には袈裟切りにあったようです(酒飲みの自己弁護)。
それにしても、耳が遠くなった友人と楽しく歓談しながらそこの男の店員さんに注文すると
「××・・・う〜・・・」といった受け答え。
実に暗〜い雰囲気でありました。
こりゃ肝臓でも悪いんでねえの?などと友人とヒソヒソ。
明るく元気に、がサービス業の鉄則でありますが
わが身を振り返ると店員さんを心配している場合ではないかもしれません。
大宮デン助のように、つらい事があっても、首をフリフリ利用者様を訪問美容でハッピイにさせなくては・・・
(注:大宮デン助は私のある施設での芸名でもあります)。
ギター演奏
が出来る!というのが私たちの売りです
というのがある施設様で競合なさった訪問理美容業者さんのプレゼンだったそうです。
いやはや競争もここまできたかというよりも
なんでハサミをピックに持ちかえねばならないのか?マークというところです。
なんならこちらは三味線弾けます!とでも言ってみましょうか(クチ三味線ですが)。
冗談はさておき、皆さん必死なのがわかります。
今回の「集い」では、藤田理事長自らが営業マンに扮し、皆様に営業ノウハウをお伝えする予定ですが
資料を見る限り私どもの営業スタイルとよく似ています。
営業に奇策は通じず、といった気が致します。
薬剤に関して
訪問理美容の現場においても、お店で使用するものと同じもので作業をしております。
長年の営業で原材料の安いものから高いものまでいろいろ使ってきましたが
やはり単価の高いものを使用すると良い仕上がりとなるようです。お金は正直なものです。
補助剤に関しても同様で、最近はなるべくサロン内にあるもの
特に縮毛矯正の際に使うものなどを多用してます。
やはり結果は同様で、先日もダメージヘアーにパーマ・カラーというメニューでしたが
仕上げのブローの際はブラシがスイスイ・・・。利用者様もご満足でありました。
ただ、いつものように荷物が増える一方なのには頭が痛いばかりです。
チョイ発見の日々
先日の居宅での訪問美容の際、とても素敵なものがテーブルに置いてありました。
ヘルパーさんに頼んで買ってきてもらったとかで、とても重宝しているとか。
さっそく手に取り、「ふむふむこれは・・・、なにやら訪問理美容で使えそうだな、ワトソン君」。
ワトソン君がいるわけでもないのに独り言。
そして今日、毎月伺う利用者様近くのY電気で買ってまいりました。
手に取り「杉作、これは使えそうじゃのう、うふふ」とまたまた独り言をいう鞍馬天狗でありました
(本日はこれにて上映終了!)。
賠償責任保険
我々訪問理美容師が掛ける保険は、案外と安いものです。
年間売り上げに比例するものですが、いつぞやもお話ししたとおり一年で数千円という支払で済みます。
今回の「集い」では損保ジャパンと三井住友生命の方にご出席願い
詳しいお話を聞く機会を設けました。転ばぬ先の杖たる保険には入っておかねばなりませんね。
ある組織では年間保険料を込みの月会費を徴収しているようですが
果たしてその中で占めるの保険料はいか程なのか?
会員の皆様はちょっとお調べなさった方がよろしいかもしれません。
現地集合
ゲンチ、といっても英語の先生の名前ではありません(内輪話し)。
昨今では各スタッフが施設様にマイカーで現地集合する機会が多くなってきました。
なかには私と同じ車種で数段グレードの高い新車で来るスタッフもおり
私の面目は丸つぶれ(?)であります。
それはそれで前向きに訪問美容に取り組もうという姿勢の表れで嬉しい限りでもありますが
困ったことは駐車場の問題。
今日は私を含め4人編成で訪問予定ですが、明らかにとめるところが無くなります。
「どうしたらよかんべ?」と考えつつ、これから出発と相成ります。
「第3回訪問理美容師の集い」途中報告(2)
おかげ様をもちまして、上記「集い」は満席となり受付を終了とさせていただきました。
なお次回「集い」日程は未定でございますが
今回ご参加できなかった皆様はどうぞ次回にお集まり下さる様お願い申し上げます。
昨夜は直近ということで、幹部会合を渋谷にて開催しいつも通りの
喧々諤々の打ち合わせを12時過ぎまで致しましたが
そうしたなか若き訪問理美容師さんも参加なされました。
3月からの互いの仕事のジョイントの打ち合わせの合間に
理美容業界の現状を若い方からうかがうのは我々にはとても新鮮で、こちらが教えを請うている状態でした。
老若男女様ざまな方々との小さな「集い」もしばらく続きそうです。
時は流れ
親族中では身長が一番高かった私も、今日お店にカットにきた息子にもはや抜かれたようです。
まわりのスタッフにも言われ、素直に敗北(?)を認めざるを得ません。
「金も名誉も女も要らぬ、わたしゃもう少し背が欲しい♪」
という歌もありましたが、まさに名曲であります。
とはいっても息子に負けるのは、多少嬉しい気も致しますが。
午後は友人がカットに来店。
ふと思ったことはどちらが先に老人ホーム等にお世話になるかわかりませんが
間違っても私が元気でさえあれば彼の入るであろう施設へボランティアでも良いから遊びがてらに行けるわけです。
時の流れをぼう然と眺めている場合ではございません。
訪問理美容師は死ぬまで現役!を実践すべくスクワットの回数を増やすことと致します。
訪問理美容業者リスト
各自治体において、訪問理美容ができます!という一覧もしくは小冊子を発行しています。
当横浜においても同様で、小冊子にはズラーっとお店の名前が載っております。
まあ、景気の悪いことやせっかくお金を出して組合の訪問理美容講習受けたんだから
というわけで皆さん名前をお出しになるわけですが、困ってしまうのは利用者様。
リストの上の方からご家族が近くのお店を探し出し、電話をするわけですが
「ベットの上じゃできない」とか「第×火曜日の午前中限定」とか言われ途方に暮れてしまうようです。
ましてや電話代もかかる探す時間もかかる、というわけで大変なようです。
小冊子を発行する方が悪いのか?それとも自分の都合しか言わないお店が悪いのか?
ものもらい
一昨日から右目にいただきました。
春が近づくと恒例の症状となりつつあります。
そういえば今日の利用者様(男性)はティッシュを鼻に・・・
やはりご高齢と仰っても春になると鼻血がお出になるようで
まだまだ血気盛んな皆様には負けていられません。
ということでさっそく薬屋で目薬を購入し、移動は右手に目薬左手にハンドルでよたよた
施設様では老眼も重なり遠近感つかめずふらふら
と情けな一日とあいなりました。
But、おいとまする際に施設職員さんに「みんな喜んでるわよ〜」
そして次の施設では利用者様から「うまいわね〜」。
お世辞とはわかっていても、目やにだらけの顔もおたふく状態となり
ルンルン(死語)気分で訪問美容作業を終えた一日でもありました。
山崎みたいに
と昨日の利用者様。
山崎さんがやったようにお前もやれ、というご意思でした。
山崎とはLLP全国訪問理美容協会・副理事長の山崎先生のこと。
先日お会いした時に「××さんが○○施設に移られたからよろしく」
と山崎先生から言われたことすっかり忘れていました。
「頑張ってやらさせて頂きます」と申し上げた次第ですが、かように横のつながりが日々増えていくのは
理美容室経営ではありえず訪問理美容ならではのことでしょう。
昨夜秋葉原にて
ある一人の訪問理美容師さんにお会いしました。
まだお若いのに多くの施設をお持ちになり、立派な業績を上げられていらっしゃいます。
まさにこれからの訪問理美容を背負って立つ人物とお見受けし
この業界の将来を語り合いました。
そうした中でお互いに何回か重要なキーワードが交わされました。
その言葉を耳にするだけで、「この人は!」と思うものであります。
いろいろな福祉器具
国際福祉機器展に行かなくなってから何年経つのやら。
3年連続で行っていたのまでは記憶があるのですが
毎年行っていると何やら刺激も少なくなり、行かなくなってしまいました。
先日の施設様では私の担当は25人中1人。
寂しい限りですが、それだけスタッフが一生懸命やってくれているということで
利用者様の誘導専門員としてあっちの部屋、こっちの部屋へ。
利用者様のリハビリ体操にも特別参加しながら(サボっているわけではありませんよ〜)
ふとお迎えにいった部屋を見ると、地震に備えての家具つっかえ棒の親玉みたいなものが
天井から床まで設置されていました。
いろいろなものがあるんですねえ・・とひとしきり感心。
たぶん転倒防止用のつかまり棒なのでしょう。
訪問理美容師はわざわざ国際福祉機器展まで出向かず、施設を回っていれば良いものなんですな。
訪問美容七道具
もずいぶんと他のHP様で紹介されるようになりました。
皆様それぞれ趣向をこらし、たまに拝見すると本当に勉強になります。
私が七道具をアップした当時は、結構珍しがられたものですが
今では「まだそんなもん使ってんの?」という声が聞こえてきそうな気がします。
日々新しく携帯するものが加わる一方、もうお払い箱というものも出てきます。
しかし、長い間ご苦労様とゴミ箱へとお送りするのも忍びなく
従って車は通勤ラッシュなみのおしくらまんじゅうとなってしまうのであります。
利用者様に喜んでもらおう、もっと効率よく仕事をしようなどと
お考えになる訪問理美容師さんの車の燃費は、みなさん悪いのでは?
その人となり
今日はピンチヒッターで久しぶりにお声のかかった施設様に訪問。
かれこれ2年ぶりになりましょうか?
当時は今ほどお取引もなく、お声がかかり続けるのを期待したものですが
そのことも忘れていたくらいのご無沙汰となっておりました。
そこには立派な理美容室が完備され、当時はすばらしい!と思ったものですが
今日は全く反対の感じを受けました。
他の施設様での新品理美容室を拝見し続け、比較してそう感じたのでしょうが
よーく見ると鏡は汚れドライヤーはほこりをかぶり、流しには毛屑がそのままでありました。
他業者さんの汚した鏡をせっせと磨きながら、定期的に訪問なさっている方の人となりが思い浮かぶとともに
そうした環境で訪問理美容をお受けになる利用者様に思いを馳せたのでありました。
今日のお問合せ
久しぶりの内勤となった金曜日、あれもしようこれもしようと思っているうちに
一日も終わりに近づいてしまいました。
スタッフからの利用者様カルテ爆撃に合い、また「集い」参加費が未掲載だ!
というお叱りにへどろもどろの対応をしているうちに空も真っ暗。
そうした中で、一件訪問理美容のお問合せ。
「車のステッカーみたものだが・・・」と要介護認定の利用者様からのお電話
「どこそこだけど来てもらえるのかな?」と仰る住所はお店から目と鼻の先でした。
かように、自分達が思っているほど宣伝は行き届いてないものなのですねえ。
宝の山は身近にあったのでした。
もちろん明後日のご予約を承りました。
山梨までの訪問美容に比べれば、片手でちょいちょいの距離でございます。
「第3回訪問理美容師の集い」途中報告(1)
出席お申込が順調に入ってきております。
新幹線や飛行機に乗られご参加の方もいらっしゃり、会員一同身の引き締まる思いでございます。
今回は実技中心となる関係上、会場の都合もあり募集人数が限られます。
お早目のお申込を切にお願いする次第です。
なお、当日受付は午後2時からとなっておりますが、会場へは早めの入場が可能となっております。
ご参加の皆様はどうぞ早めにご来場なさり、いろいろなツールをご覧になるのも面白いと思います。
また、副理事長・山崎をつかまえ「訪問理美容奮闘記」をお聞きになるのも一興かと存じます。
風車風が吹くまでひと休み
訪問理美容を始めようとなさる方々の心境は得てしてこのようなものではないかと、考えます。
訪問理美容という風がそよそよと吹いているような感じを皆さんお持ちのようですが
実は風力30M台風並みの風が吹いている・・・かも?
風車を立てること=組合の講習受講や任意団体の訪問理美容師資格を取得すること
とお考えになっているのなら大間違いのようです。
そうしたお金と時間があるなら
チラシの1枚でも撒きに行ったほうが風を感じるものだと思うのですが。
眉唾もの
らしき訪問理美容フランチャイズの説明会が近々行われるそうです。
××年間で年収○○アップ!などとうたって、そこそこのホテルで開催とか。
「そっか〜私もいこうかな?これでお小遣いアップ!」と頬が緩むのでありますが
そうはうまい話しが転がっているわけではないことは、若干の 訪問理美容経験でもわかるもの。
これからは、こうした類いのものが増えるような予感がします。
一つの業態が形として成り立つ際には様々なわけのわからぬものが出現するものです。
迷える子羊たちの運命やいかに・・・
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