Topics 2005.8月 訪問美容サービス パリスへ

ユニフォーム
やっと届きまして、本日はお披露目。
なかなか皆様お似合いで満足しております。
宅配された小さい箱を見て「ふ〜む、これがん万円か」
とやや寂しくなりましたが、結果はオーライ!
今冬オープンのある施設様が 「うちのユニフォームはちょっと凝ったものですよ」
と仰るものですから、それに合わせるべく新調した次第です。
早速今週にでもいそいそと上記本社様まで見せにいくことと致します。
保育ママ事件に思う
昨日の新聞でも報じられたとおり、何ともひどい事件が起きたものです。
本人が責められるのは当然ですが
彼女に資格認定を授けた行政側の責任はもっと重いものではないかと考えます。
ところで、私が心配するのは百花繚乱のごとき民間団体発行の「訪問美容師資格」です。
××理美容師という資格をお金を取って講習後に発行するのですが
上記のような事件が起こった時の責任は一体誰が取るのでしょうか?
事が起こってからでは遅すぎます。
長年のお付き合い
訪問美容を始めて間もなく、何件かの施設様と契約をいただきました。
当時は訪問美容専門のスタッフもなく、私がほとんどの利用者様を担当。
従ってそうした所の今でもお元気な方にはご指名を頂く、ということになります。
まあ皆様お元気で、私の名前そして店名を絶対忘れません。
いろいろなところで「床屋さん」と呼ばれ、−そう見えないこともないか−などと納得する日々ですが
やはり固有名詞を言われると嬉しいものです。
勘違いして全く違う名前で利用者様に話しかけてしまう私としては
反省せねばならぬようです。
良いお返事を
とのお答えをいただき昨日は施設様をあとに致しました。
日々の営業の中で、一生懸命にこちらの長所をお話しし
また先方様のご都合の良い体制作りを提案しております。
がしかし、競合する業者が存在する限り勝負は時の運。
タイミングという問題もあり、昨日のように好感触を得るのはそうそうありません。
ただ一つ、毎日の訪問美容活動の中で悔いの残るような技術・接客だけはせぬように
努めているという自信さえあれば、営業での不成功もあまりショックではなくなるようです。
お世話になります
昨夕仕事を終えて駅のホームで電車を待っていると
なにやらアキレス腱周辺に違和感が・・・深夜になると激痛になりました。
今朝起きてみるとまるで方麻痺と同じような歩き方しかできず、ご予約の利用者様全員にお休みの連絡をし
整形外科へと駆けつけ(というより這うように)ました。
K−1ドクター・中山先生に診て頂き、「松葉杖も」とお願いしたところ
「お前のいつもの歩き方すれば痛まないよ」とのこと。
さっそく超がに股歩きをしたところなんとか時速3km位は出るようになりました(不思議なもんです)。
それにしても、しばらくの間は高齢者の疑似体験の日々が続きそうです。
「訪問理美容師の集い」報告(4)
今回も前回同様、首都圏ばかりでなくいろいろな所からご参加申込をいただいております。
富山県・静岡県・大阪など全国からお集まりいただく予定です。
理美容師さんや介護関係の方ばかりでなく、現役の大学生さんもご興味を持って参加なさいます。
訪問理美容への認識が深くそして大きく広まる一日となりそうです。
始業時刻
昨日の内容では9時30分〜の仕事スタートとなっておりますが
やはり気持ちは早め、早めとなります。
おおまかな準備は前日中にどんなに忙しかったとしても
しておくのが良かろうと思います。
とかく朝は何が起こるのかわからぬもの。
ちなみに昨日は7時45分にお店にお客様が来店。
なんとかやってくれ!と押しまくられ、あたふた致しました。
有難いことですが、お約束の時間に行けなければ信用問題となりますので
冷たく(すいません〜)お断り申し上げました。
居宅サービス中心のモデルケース
09:30 ケアプラザディサービス カット3名
11:20 居宅にて          カット1名
12:00 事務所にて午前中のタオル処理及び昼食
13:15 ディサービスセンター   カット1名
14:00 居宅にて          パーマ1名
16:30 終業後直帰
絵に描いたような居宅中心の訪問美容の一日となりましたが
収支に関しましては「全国訪問理美容師組合(仮称)」会合にて。
新組織の骨子
昨夜はやはり午前様一歩手前まで「集い」打ち合わせが続きました。
各人熱心に語り合い、その訪問理美容業界活性化への熱意をひしひしと感じてまいりました。
新組織の内容としましては、会員を募ること・継続的な定期講習活動の展開
・組合員に関する教育及び営業指導・会員同士の営業コラボレーション等を旨とすることになりました。
特に3番目の営業指導に関しましては
藤田・山崎先生両先生及び私が中心となりますのでご期待下さい。
看板に偽りあり
先日家族と大手居酒屋チェーンに食事に行ってきました。
店内はそこそこの賑わい。
美味しそうなメニューの中から数品注文をし、冷えた生ビール+白ワインで乾杯。
お腹をなだめながら待つことしばし。
やってきました、待望の食事!
しかしながらメニューの写真と違うものがいくつか、しかも味が悪い・・・
味はともかく盛り付けや見た目がメニューと違っているのは、いくら安いからといっても
?マークが付きます。
私どももパンフレットを作成しております。
利用者様・施設様が私と同じ思いをなさらないよう
内容を再チェックしなくてはいけないと感じた一夜でありました。
「訪問理美容師の集い」報告(3)
おかげさまで順調にお席が埋まってきております。
今回のご出席者様の特徴としては、みな様「パネルディスカッション」
への期待感をお持ちであるということと、複数人数でいらっしゃるということです。
前回はちょっと顔を出してみようかな?といった感じの方々が多かったようですが
今回は訪問理美容を生業として成り立たせたい、ついては質問もしたいし情報も得たい
といった方が増えているようです。
明日は渋谷は広尾のスタバにて第3回の準備会。
皆様のご要望に答えるべく、またまた深夜まで議論は続きそうです。
快適グッズ
車での移動が多い訪問理美容師。
移動の際に車内で快適に過ごすことが利用者様のためでもあります。
しかしながら、車種としては私をはじめ皆様おおむね軽自動車。
風にあおられフラフラ、坂道ではフウフウ・・・なかなか大変な思いの毎日です。
せめて腰痛防止にと昨日はオートバックスへ。
腰にあてる快適グッズを探してまいりましたが、これがなかなか高価。
ちょっと良いかな?と思うものは1万円近く、私の毎月のおこづかいと同じ価格。
涙をのんで¥2,079(税込み)のものを買ってきました
(廉価だったとはいえすこぶる快適、猫背も少し直ったような気もしております)。
PCの活用
・カルテの作成・営業文書作成・スタッフとのスケジュール調整
・お取引様との調整・行政機関のHPチェック・業務報告等などどこでもそうでしょうが
パソコン(携帯電話)無しでは訪問理美容業界も成り立ちません。
ふと現在の理美容業界を振り返ってみると、まだまだアナログ。
組合組織自体も疲弊感があるのは否めず、レッドオーシャンの様を呈しております。
この頭へ〜ん!
とカットが終わった途端に、職員さんから言われることがあります。
私どもは「ヘアースタイル要望書」をお渡ししておりますが、まだまだそういったトラブルは絶えません。
表題のようなことを平気で大声で言われないように我々も細心の注意を払っているのですが。
ちなみにそう言われた先日の職員さんは、朝から不機嫌なご様子。
技術前に利用者様の居室を聞いても無視して
私共の目の前を通り過ぎて行かれていました・・・
閑話休題(11)
おかげ様で昨日の選挙、先輩・後輩方は9人全員めでたく当選。
党派は超えてまずは何よりおめでたいことでございます。
一部のOB(私を含め)はしばらく鼻息荒くなること必至であります。
党首の顔が今回の勝敗をわけたようですが、訪問理美容業界も勢力分散の形勢。
その代表が誰であるかが問題となりそうです。
ちなみに我々「全国訪問理美容師協会」の理事長は
かの有名(と身内は思っております)な藤田先生。
多くの支持者に支えられ訪問理美容業界の地図を塗り替えることと思います。
施設内においての理美容業務に関する同意書
最近の施設様とのお取引に際して、合意書を作成する場合が多くなってまいりました。
直近3ヶ月内での新たなお取引先では全て合意書を交わさせて頂いております。
いろいろな業種の上場企業様が施設運営に参画してきているのが
そうしたことの原因かと思われます。
何はともあれ、事が起こってしまった後では遅すぎます。
利用者様本位の立場から、たかが訪問理美容といえども万全を期さねばなりません。
明日は選挙
我が先輩達も明日は審判を下されます。
党派はともかく先輩達には是非全勝して欲しいものです。
施設内においても皆様事前投票。
1人1人丁寧に説明されているのを拝見すると、なかなか職員さんも大変なようで頭が下がります。
そうした光景をみていると、現在いろいろな訪問理美容業者さんが私どもを含め施設様に出入りしてますが
近い将来職員さんが業者の名前を列挙した紙を持ち
「どの理美容師さんにお願いしますか」
と聞いて回るような時代がやってくるのでは?と思ってしまいます。
クライアント
が我々訪問理美容師にとって誰になるのか?
居宅においては、もちろんその利用者様もしくはご家族ということになります。
一方施設内での作業においては、一見利用者様のような気がしますが
よくよく考えてみれば本来のクライアントは施設様、ということになります。
本日伺った施設様からの依頼は昨晩の8時半に入りました。
多分早めの予約をなさるつもりが、連絡ミスでそうなったようです。
利用者様→施設様→訪問理美容師という仕事が発生する図式から考えると
間に入られた施設様が一番大変なことがわかります。
無理なご依頼もあだや疎かにしてはいけません。
やっぱり箒に
何でも文明の利器が良いとも言えないようで・・・早速明日にでもホームセンターへ買占めに行ってまいります。
毛屑処理の際は落ち着いたようです。
先日試しに掃除機の代わりに箒を施設様に持参しましたが
スタッフの評判は上々。私も同感でありました。
七つ道具にある掃除機はやはり必須アイテムですが昔ながらの箒がスピーディのようです。
今日も2施設で使用しましたが、掃除機と違って音がしないのが何より。
落ち着いた雰囲気で施術ができました。
訪問理美容いろは唄(に)
「二転三転当たり前」
アルカリカラーのご要望が酸性カラーの間違いで大慌て。
材料の用意をしてこないもの、どうしようもございません。
こちらのミスを謝っても利用者さんは「今すぐやって欲しい」の一点張り。
夕方トンボ帰りしさせて頂くことでようやくご納得。ホッとしました。
夕方の訪問に備え、お店で予約を頂いていた常連さんに電話し繰上げ来店を依頼。
昼食を5分で済まし、夕方の準備をそそくさとした後常連さんのカット開始。
これで万全とばかりに、常連さんの仕上げに入ったとたんに
「利用者様は今日はもうカラーをしないと仰ってます」との電話。
あちらこちらへと舞う台風の風のような一日でした。
若い職員さん達
が増えてきております。
我が愚息と同じような世代の方々が施設様において活躍する時代となりました。
最初お会いした時は、なにやら不安げな様子であったのが、施設開所後しばらくすると管理職の貫禄。
いろいろ大変なんでしょうが、経験がその人を育てるようです。
「パリスさん、そんなことじゃ困りますねえ・・」と自分の子どもの同世代に言われぬように
パンツの紐をしっかり締め直そうと思います。
訪問美容師気質
限られた時間、スペース、そして什器備品で縦横無尽に活躍せざるを得ないのが
訪問理美容師といえましょう。
ついでに申しあげればやれ一人だけではとか、やれ交通費がかかるからとか
言っているうちは美容室で勤務するのが本人の為でしょう。
何人もの美容師さんが現場に見学に来られましたが
やはり残るスタッフをみてみると一般美容師さんとは気質が異なっているようです。
たった一人からの利用者様も、こちらの気持ち次第で何千人へと広がるものです。
アンテナに引っかからない
訪問理美容師の横のつながりで、いろいろな情報が流れてきます。
その中でも気になるのはよそ様の動き。昨日の話しの続きではありませんが・・・
多くの大手の業者さんの話しが耳に入りますが
ほとんど情報が流れてこないのが、契約施設数が100とか300施設とか謳っている業者さんです。
テリトリーが異なるのか、それとも?
現場を動き回る私のアンテナになかなか引っか からないのが不思議といえば不思議な気がします。
晩夏の美容室事情
昨日は材料屋さん3件の納入日。
みなさんとは長年のおつきあいがあり、いろいろな情報が入ってまいります。
その中でも「どう?よその景気は」というのは常套句ですが
一般美容室の景気はあまり良くないようです。
実際、訪問美容の行き帰りにのぞく美容室さんはスタッフの姿ばかりが目に付きます。
経営者さんの心中や如何に!
レッドオーシャンの中で泳ぎ回るのには、並大抵の努力ではすぐ溺れてしまうようです。
遠くへ行きたい♪
フォークジャンボリーがDVD化され発売されるとか。
青春時代の再現は技術の進歩と共に簡単になってきてるようです。
当時はやった歌に永六輔さん作のものがあり
何とはなしに口ずさんだものですが、昨日は久しぶりにメロディが思い浮かびました。
お取引が増えるに従って、知らない街に降り立つことが多くなりました。
これから もどこか遠いところへ行くこととなるやもしれず
訪問理美容師稼業もこれでなかなか情緒ある職業かもしれません。
恩讐の彼方に
午前中は午後の居宅の材料一式を施設に忘れ
たった今「お先に失礼します〜」というスタッフの声に???
そうでした、数日前に早く帰ることを言われていたのでした。
完全に脳細胞が規定数より多めに減っております。
昔神童、今要介護といった感じがしてまいりました。
まあ、今のところご予約を忘れてしまう、といったことも無いので安心しておりますが
そろそろ悪友の勧めるニンテンドーDSでも購入し
「訪問理美容師の集い」の前に脳の活性化を図るつもりでおります。
「訪問理美容師の集い」報告(2)
今回は多くの時間を質疑応答の時間にあてようと発起人一同考えております。
現在もネットからのご予約の中には、現場での悩みが種々寄せられております。
また、美容学校生にも「将来訪問理美容師になりたいが、どうしたら良いのか?」
といった悩みをもった生徒さんがいる旨、前回の「集い」にて美容学校関係者様からご発言がありました。
そこで、今回は生徒さん達には無料で参加してもらうことと致しました。
現役、将来の訪問理美容師そしてこれから参入なさる方々を交え
熱いひと時となりそうです。
秋の空
朝晩は晩夏の風が吹き始め、見上げる空もうろこ雲が多くなってきました。
ヒートアイランドにもめげず、今夏は随分と都内を駆け回りました。
といっても、仕事ばかりでななく長年の友人とのお付き合いも含まれておりましたが・・
これからは団塊の世代が高齢化を迎え、ニューシルバー層が出現することになりますが
それを追う世代である我が友人達も 残りの人生には至って向き。
仕事の話よりは、今後どうやって人生を楽しんでいくかの話が口を開くと出てきます。
近未来の訪問理美容の対象者は彼ら。
高度成長時代を担った、もしくは享受した利用者さん(?)に接するには
それなりのものを訪問理美容師が提供しなくてはならなくなります。
訪問美容盛衰記
訪問美容業界も、段々と組織化されたものが脚光を浴びてき始めました。
先日もA新聞に2社掲載。
一つはずいぶん前からあるフランチャイズ形式のもの。
自社で独自の民間資格を発行したり、訪問理美容車両を販売したりしています。
もう一つは、大手美容学校のもの。
教育・民間資格発行というところは前者と一緒ですが、実績は?。
これからどういう展開をなさるのか期待するところです。
それにしても、当社活躍され私なども勉強させて頂いていた個人の業者さん達は、いま何処。
少々寂しい気も致しますが、片手間に参入できる業界ではなくなってきていることは確かです。
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