Topics 2005.7月 訪問美容サービス パリスへ

キャパシティ
はてさて、一日どのくらいの利用者様を担当できるものか。
この頃12人という数字が私どもの集計に煩雑に出てきているので、その位かな?などと思います。
時間的な問題として、午後はどんなに頑張ってみても夕食の関係上、5時がタイムリミット。
カットばかりでなく、パーマ・カラーもと計算してみると
10人前後が安定した力を出せるキャパシティといったところでしょう。
ところで、皆様は一日何人くらいおやりですか?
閑話休題(8)
「業者任せの葬儀に幕を」という日経新聞の記事がありました。
「世の中に立派な葬式は数多くあるが、その人らしい、心に残るものはめったにありません。」
と 鎌田実氏が記事の中で仰っています。
その対策としては、生前に縁起でもないと言われる葬儀の方法について
十二分に家族間で話し合うことが大事だそうです。
外国の老人施設の前には、墓地が広がっており、それを見ながら利用者様はほっとなさるとか。
近い将来日本でも、お墓に隣接した老人施設が出現するかもしれませんね。
ipod
やはり突出しております。
施設様内での使用を考え、いろいろなメーカーを比較しましたが、やっぱりipodになりますね。
スペックはともかく、デザインの良さや付属品の多さでは他を圧倒しております。
アップルの業績も上がるわけです。
これからの施設は全てipod完備!ということになるかもしれません。
利用者様が音楽を手軽に聴くにはもってこいですものね。
ついでに当訪問美容パリスも 完備!となるとうれしいのですが???
出社に及ばず
といってもクビになったとかの話しではなく
IT関連の営業職は皆様会社には出社なさらず、直行直帰。全員が集まるのは月1回だそうです。
考えてみれば、我々訪問理美容師も同じようなもの。
行徳・川崎・横浜・新宿と住んでいる所は広範囲。
それぞれの担当する所へ直行の毎日となります。
メール・FAXそして携帯と、情報を共有するツールを駆使する面では
アナログ的な既存の理美容業界とは似て異なる業界ともいえるかもしれません。
夏も終わり
朝晩の涼しさ、日中のちょっとした日差しの弱り方を体感すると
夏も終わりに近づきつつあるようです。
お店で昨日のように一日店内で営業しているとホトホト疲れてしまいますが
猛暑の中タオル片手に訪問美容をしていると、そうでもないのは不思議なものです。
明日は1人で12人担当(といっても私ではなくスタッフですが)。
赤とんぼの姿を見かけるようになると共に忙しさが増しますが
ファイトあふれるスタッフ達に囲まれ前進あるのみ、といったところです。
訪問理美容いろは唄(は)
「晴れの日ばかりでなし」
楽しい仕事なので、あまり雨風は気にはなりませんが
やはり一般理美容師さんに比べ労働環境が悪いのが訪問理美容師です。
今日は一日店内での勤務ということで、一歩も外に出ず暑さ知らず。
雪の中、台風の中、毎日駈けずり回っている身としては、ありがたい一日でした。
よく、訪問理美容師になりたいとお考えの方からご質問を受けますが
まずは自分がむいているかいるかどうかは
雨風問わず重い荷物を担いで訪問先へ出かけられるかどうか?でわかるような気がします。
「訪問理美容師の集い」報告(1)
パンフレット作成終了し、これから一般配布に入ります。
HP上でのアップは明日以降に行います。
内容的には前回の要望を十分に考慮すると共に
「現場ヘルパーさんからの訪問理美容師へ望むもの」と題する講演もお願い致しました。
どんな注文をつけられるのか?
私は今からビクビクしておりますが、第3者からの評価は願ってもないことだと思ってます。
「ボランティアさん
にもう決まっています!」と
押し売りを見るような目つきでチェーンロックの向こうから言われてしまいました。
営業に伺った、とある特養の職員さん からでした(地方が本部ですので
たぶんこちらで臨時に採用された方だと思いますが)。
寝巻きのような格好で応対され、そう言われるとなんだか施設様の行く末を心配してしまいます・・・
いろいろな所でボランティアさんにカットをされた利用者様を見ますが
その依頼をなされた関係者の方々も、理美容室に行かずボランティアさんにカットしてもらっているのでしょうか?
未熟者
「車椅子でも大丈夫なんですが、できればベットサイドで」
という職員様のご依頼で、荷物を転がし居室へ。
比較的お元気な様子でしたが、お話しは出来そうもないなと勝手に思いながらカット開始。
毛屑ゼロにて会心の作業。いや〜うまいなあ、などと自画自賛。
ところが帰り際、利用者様が小さな声ですがはっきりとした口調で
「ありがとう」と私に手を合わせるではありませんか。
思わず涙腺が緩むとともに、己の修行の足りなさを痛感致しました。
訪問理美容いろは唄(ろ)
「ロットは多めに」
材料・什器備品はなんでも多めに持っていくのに限ります。
ロットに限らずあるべきものが不足していると、技術者は不安感に襲われます。
従って車の中、バックの中は山盛り状態。
それでも不安になってしまうのは技術者の性とも言えますが・・・
それではこれから明日の準備をば。
11時46分
私は首都高速3号線、六本木ヒルズ脇を通過するところでありました。
いくら軽だといえども不思議な揺れ。
高速に備え付けの電灯を確認したところ、へんな動きをしていたので慌ててラジオをON。
大きな地震であることを知りました。
先日の地震も施設様を出て荷物の積み降ろしの時。思わず車にしがみつきました。
2度あることは3度ある・・・防災グッズを車に積むことを決めました。
移動美容室昨今
一時の勢いもあまり感じられなくなった車を使っての移動理美容室。
最近では施設様からのご質問も少なくなってきているようです。
地方ではともかく首都圏では、車の維持費(例えば新宿区だと小型車で駐車代が1ヶ月5万円前後)
施設様の駐車場のスペースの問題等で難しいようです。
車両の小型化を図り維持費を抑えたとしても
ドライバーの確保や施設様職員の手を煩わすといった人的な問題、初期投資の大きさは 重荷になることと思います。
また昨今の新規施設様においては、理美容室を完備している所がほとんど。
災害時などの突発的な出来事が続かない限り、移動理美容室の前途は多難のような気がするのですが。
訪問理美容いろは唄(い)
「いつでも どこでも 一人から」
お盆で道も電車も空いております。
車内ではともかく、電車内で居眠りをするよりは
徒然なるままに訪問理美容数え唄でもうなってみようかと思いつきました。
出だしはやはり定番に落ち着きます。
先程も急なご依頼が1件。
先方様は1名ということで気を使っていらっしいましたが
言いだしっぺはお断りすることはございません。ご安心を・・・
おなじみ様
今日はディでの仕事。もうお世話になってから何年経つのか?
職員さんを含めた施設関係者の中でも、私は古株となっているような・・・。
従って利用者様はおなじみ様ばかり、仕事をしながらも他の利用者様の髪をとかしたり
次回のご予約を確認したりでパフォーマンスの大展開。
仕事を終わって、みな様は体操を。
しかしながら我がおなじみ様は私が施設を出るまで手を振っていらっしゃいました。
幾久しくごご贔屓に!
いつでも どこでも 一人から
おかげ様で、上記のフレーズも他の訪問理美容業者様のキャッチフレーズにも使われるようになりました。
何でもマネされるということは、喜ばしいことです。
同じ気持ちを持った方にますますの活躍を期待したいものです。
本日も予定人数より5名様多くなり2名様ができず、という結果になりました。
定期契約では再来週ということになってしまいますが、そこはキャッチフレーズの如く。
明日の午後に伺うことに致しました。
何はなくとも「江戸××××」ならぬ「訪問美容パリス」と言われたいものです。
5人が9人に
ご予約の数が現場で増えてしまいました。
うれしいやら大変なやら。
実際はもう最後かな?と後片付けを始めようとしている矢先から
もう一人!という具合なのであまり切迫感はないのですが、油断は禁物です。
自分の能力を最大限に発揮しながら最初から気合(?)を入れてしなければいけないと感じました。
早く終わる分に利用者様も喜びますものね。
逆に、切っているうちに利用者様の仕上がり具合を職員さんに見られ
眉間に皺を寄せられ「今日は予定より少ない人数にします。」
と言われるようなおぞましい結果にならずに良かったようで・・・
広尾にて
昨夜は「集い」の打ち合わせ。
今回の内容を発起人4名で約3時間みっちりと吟味致しました。
一言で言えば、当日の進行内容・新組織の骨子及び国内での中心的な活動地域もコンパクトに
といった結論になったような気が致します。
訪問理美容師が何を求められているのかも重要ですが
その一方訪問理美容師が何を求めているのか、ということも「集い」としては気になるところであります。
池波正太郎
今夏のお休み(ゆっくりとれたとしたら)は、冷房をよくきかせた部屋でご存知
「鬼平犯科帳」を再読しようと思っております。
くだらぬTVは「朝ズバ」くらいにし、読書で脳の活性化を図りたいものです。
と、あるディサービスにて利用者様が大きな活字の「鬼平犯科帳」をお読み
ふ〜む、やはり人気がありますな。
というところで、「集い」打ち合わせに行ってまいります。
暑さの影響
も人それぞれ。
概ねこの暑さに利用者様はぐったり。
日頃お元気な方も口数も少なくなり、技術が終わる頃はぐったり。
心配してしまいます。
しかしながら、夏男・夏女は存在します。
車で施設に行く途中、どこかで見た方があちらから。元気に散歩中の利用者様でした。
また、何回かの訪問の中であまりお元気でない印象を受けていた方が、マシンガントーク。
「ほれ、ぼーっと立ってないで椅子もってこい!」などと、スタッフに指示。私の立場はございません。
猛暑もまた良し・・・
第2回「訪問理美容師の集い」 (2)
早速、藤田先生と打ち合わせ。
「求められる訪問理美容師は?」という議題を入れて欲しいとのこと。
パネラーは数十箇所のディサービスでスタッフ教育をなさっている方だとか。
利用者様から見た訪問理美容師の良いとこ悪いとこを熟知している方が
どのような要望を我々にしてくるのか戦々恐々のところです。
とかく現場の人間は一生懸命やっているつもりでも
利用者様からの「もっとここうして欲しい!」という意見は聞けないもの。
福祉だ心のケアだと言う前の根本的な姿勢が、当日問われるかもしれませんね。
第2回「訪問理美容師の集い」
上記のように開催が決定致しました。
皆様のご参加を発起人一同お待ちしております。
さて、今回は事前に頂いた皆様からのご質問に対し
発起人及び新メンバーがお答えして行くというパネルデスカッション形式となります。
前回は私共のお話しがメインでしたが
これからの訪問理美容業界の展望について皆様と情報交換を大いにしたいと考えております。
汗ダク一丁!
ツユダクならぬ、汗ダクの毎日。
居宅にては、ご好意からの冷房ONも設定は高齢者様モード。
施設内よりもおおよそ4〜5℃は高め、結果汗がしたたり落ちてまいります。
従って携帯品は極力少なめ。
ワゴンはおとなしく車で待っててもらい、ボストンバックに詰めるだけ詰めて、片手に鏡を。
結構軽快に動きまわれます。
訪問理美容のなかにおいて、携帯用シャンプー器の必要性をあまり感じない私ですが
今夏はますますその思いを強くしてしまいます。
お宅様の売りは?
いろいろな施設様に営業に赴くとそうしたご質問を受けます。
先日のような情報漏洩に近い他社さんの売りはともかく、一瞬〜〜と考えてしまいます。
皆様のところでは、一体どんな文句を仰っているのでしょうか?
とりあえず口からポンポンとパリスの売りを申し上げますが
やはりこれは絶対!というものが欲しいものですね。
ある点においては絶対、といえるものを申し上げますが
なんといっても日頃の活動への自信がものを言うようです。
秋の「集い」にて、みな様とのそうした情報交換が今から楽しみであります。
セットワゴン
セットワゴン等をいろいろ検討致しましたが
美容室向けのものはやはり高価なうえ大きさや不要なものが付いていたりで
ホームセンターで販売しているものを大量に買い込みました。
といっても5台買って1万円でおつりがきましたが。
組み立ても何台もやっていると、わずか5分程度。
過去に車載しているものでも3年は持ちましたので、リーズナブルです。
狭いスペースでの作業、雨風の中での随行、タフに頑張ってもらいます。
おさおさ怠りなく
日々の変化に対応していかねばなりません。
停滞は衰退に等しいという名言もありますが
こと訪問理美容に限っていえばおおいにこの言葉が当てはまるようです。
毎日の営業活動の忙しさにかまけ、自分達以外の方々が変化を継げていることに無関心でいると
知らないあいだに進展する訪問理美容業界に取り残されてしまうようです。
この数ヶ月は、数年前までの「訪問理美容」の広がりの速さとは比べものにはならない速さとなってきている気がしてなりません。
まあ、中には方向違いの動きをなさっているところもございますが・・・。
盆踊り
昨日はいつもお世話になっている施設様の恒例の盆踊り大会。
今年で5年連続のお招きでした。
雨も降らず、かといって猛烈に暑くもなく、職員さんたちも一所懸命頑張りにぎやかな盆踊りとなりました。
日頃お会いすることもない利用者様ご家族ともお話しができ
美味しそうな食事を前に日頃見られない利用者様のうれしそうな顔も拝見でき
年に一遍の貴重なひとときと いえます。
それにしても、写真を撮りながら気になるのは利用者様のヘアスタイル。
我々の作品の展示会ともいえますので、どうしても気にかかります。
これも訪問美容師の悲しい性?
7月も
あっという間に本日で終わり。
仲間の営業のお手伝いをしたり、少し前向きな営業活動を続けたり
施設様との打ち合わせをしたりしているうちに終わってしまいました。
暑さも本番になると全般的にいろいろな流れも緩やかに・・・などと勝手に思ってましたが
そうは問屋が卸してくれませんでした。
8月は?と予定のあまり書かれてない手帳をみると、空白の中にも重要な案件がチラホラ。
秋から暮れにかけて、公私共々に多忙な後半戦となりそうです。
のように施設様の受付を通り過ぎ、右手にワゴン左手に掃除機をかかえ
暗証番号を手早く押しエレベーターへ。
機内で左胸ポケットに入れておいたご依頼FAXを用紙にて利用者様を確認。
扉が開くと職員さんが「〜さんカットにパリスさんが来ましたよ」と他の職員さんに指示。
鏡を設置する間もなく利用者様が車椅子にて私の前に。
おかげ様で阿吽の呼吸で訪問美容の仕事ができるようになってきました。
施設・職員様のご好意に、そして文明の発達に感謝するばかりです。
美容学校の定員割れ
地方では大学の定員割れが恒常化しておりますが首都圏でも名のない大学は生徒集めに必死。
そうした中で、神奈川県の美容組合が立ち上げた美容学校が
設立して間もないというのに、早くも大幅な定員割れだそうです。
景気の不透明な昨今、手に職をということで理美容師になろうとする若者も多いようですが
そうはいっても現代は少子化。
単純に学校を作れば生徒が集まる時代ではなくなり、学校を選択する側の目は厳しいようです。
一つの施設を組合員で持ち回りしお小遣い程度にでもなれば
という程度の知恵しかわかないような組合では、学校運営もままならぬようです。
戻る