Topics 2005.6月 訪問美容サービス パリスへ

情報流失
今朝の毎日新聞にて、楽天の顧客情報事件が掲載されていました。
常日頃新聞紙上を賑わす楽天で すが、それだけいろいろなトラップが待ち構えているようです。
一方、相次ぐ高齢者へのリフォーム業者の詐欺事件の対処策として
介護ヘルパーが相談相手に・・・という記事も。
我々訪問理美容師も利用者さんに最も近いところ でお仕事をさせていただいております。
先日のお話ではありませんが、本来の仕事以外にどういった立場でいるべきか
いろいろ考慮せねばならないようです。
台風一過
予想通り、首都圏直撃せず昨夜の台風は東へとずれました。
海沿いのお宅へ日中に訪問美容に伺った際、東名・小田原厚木道路を通ったので
そうした予想を感じたのですがぴったり!
地震もあったせいで、マスコミもやや大げさだったようですね。
それにしても今日は台風一過のあとの猛暑。
暑さ対策に本腰を入れて、首を長くしてお待ちになる利用者様の期待を裏切らないよう
体調管理に万全を期したいものです。
地図
最近ご依頼を受け、地図を調べる機会が増えてきました。
おおむねネット、市販の地図で間に合いますが
全体的にどういう動きを我々がしているのかを知る為には大きなものが必要となります。
昨日もある施設様に電話をしたところ「遠いですね」と言われ、そんなことはないですよとはお答えしたものの
頭ではわかってはいるつもりでも具体的な地理関係のご返答はできませんでした。
早速これから、事務所の壁に貼り付けることに致します。
お盆は一人
で営業する機会が増えそうです。
スタッフも子ども達との旅行等で忙しく、さすがにこの時期は手薄となります。
お店のスタッフの中には、かつて10連休は当たり前、といった猛者も数人おりましたが
めでたく皆さん退職。
カリカリすることもなく、まして施設様からのご依頼は予約制、空いた道路を一人のんびりドライブする予定です。
ところで、地震に続き明日は台風上陸の予報。
予約はほぼ満杯、気合をいれて準備万端整えねば・・・。
トランスファー(2)
施設での仕事はともかく、居宅の仕事をスタッフに任せる業者・関係者が
ヘルパー資格が無い者に「訪問もしくは福祉理美容師」なる任意のライセンスを出すのは間違っております。
上記の方々ばかりでなく、横浜市でもん千円払い2時間の講習を受ければ
同じようなものを発行しておりますが
いくら市の財政が苦しいからといって、むやみにそういったものを発行すべきではありません。
訪問理美容に関係する諸氏には、目先の金儲けに走らず
利用者様及び訪問理美容師の安全を第一に考えて頂きたいものです。
昨日はつくづくそうしたことを感じた一日でありました。
超高層ビル
新宿副都心への営業の帰り、久しぶりに京王プラザを見上げてまいりました。
学生時代に行き来を煩雑にした地下通路を出た所からの撮影です。変わりませんねぇ・・・
夕刻は、学生時代のクラブの仲間と六本木「アマンド」前にて待ち合わせ。
こちらの人の多さは30数年前に比べおおよそ10倍。
外人さん達の多さに一瞬外国に来たかのような錯覚を覚えました。
外人専用の訪問美容もこれからありうるのでは?
と思うまもなく夜のしじまへと友人に腕引かれました。
見学
昨日は千葉県の美容師さんが見学にいらっしゃいました。
午前の施設、午後のディサービスと居宅に同行なさり、熱心に質問などなさり帰られました。
お話しの内容やご質問を聞く限り、非常に前向き。
でもしか訪問美容師さんではなく、今後私共と一緒に手に手を携え
訪問美容活動を広げていただける誠実なお気持ちを感じた次第です。
来週月曜日にも同行なさる方がお見えになります。
梅雨明けとともに新しい仲間が増え、鰻を食すより元気が出てくるような気が致します。
ハイタッチ
が元気の源、などといった話しをどこかで聞いたことがあります。
バレーボールや野球の試合の中でよく見かけますが
実際やってみると話しの通り効果はなかなかのものです。
訪問美容の現場では、おいそれと利用者様はやってくださいませんが
嫌がれない限りお手を取ってやっています。
中には私の顔を見ると早くもハイタッチポーズ、といった利用者様もおり、良い雰囲気のなかで仕事を始められます。
ボディランゲージの一種ハイタッチ、皆様も一度お試し下さい。
七つ道具番外編
別に私の子どものものではなく、私自身の使用品です。
よく現場で訪問歯科の先生にお会いするのですが、ちょっと歯を診てくれなどとは言えず
毎日の歯磨きに勤しんでおります。
先日からの歯医者通いから、歯を丁寧に磨かないという生活習慣病を改めるべく
車に歯磨きセットを積み込みせっせと磨いておる次第です。
この2日間昼食後は右のお世話になっていますが、車には段々と生活必需品が確実に増えつつあります。
明日は調味料一式を購入する予定です(?)。
ある施設様に
営業に伺ったところ、「××訪問美容業者さんは利用者様と仲良くなったら
その施設の評判をなるべく聞き出し、我々に情報を流すことをアピールしてますよ。」
とのこと。
つまり、「間諜のお役目を果たすのがうちの売りです」といったところなのでしょう。
我々の業界の競争もなかなか大変なことになってきているようです。
他に売りは無いものか?と思うのですが・・・
トランスファー
などヘルパーが本来する仕事を訪問理美容師がやることに関して、賛否両論があります。
ヘルパー資格はあった方が良いとは思いますが
資格がどれ程現場で有用なのか、またその資格があることによって
理美容師本来の仕事に支障が生ずるのではないか、などと考えます。
いろいろな組織で、訪問・福祉理美容師の民間資格を乱発しているようです。
その中でトランスファー等のヘルパー業務も教えるカリキュラムも見受けますが
しょせん素人の付け焼刃。
取り返しのつかぬ事故を起こされるようなことはせず
もっと介護現場での本来の理美容師業務の教育に力を入れて欲しいものです。
訪問理美容師のメリット
理美容師と名うっていても、営業店舗内の理美容室師さんとはいろいろな面で違いがあります。
雨が降ろうと槍がこようと荷物担いで外に出かけねばならない
といったデメリットもある反面、訪問理美容師ならではのメリットも多々あります。
土日の依頼が比較的少なく休めること
昼食が時間通りにゆっくり摂れること(午後3時過ぎに立ったまま5分というのはまずありません)
どう頑張っても5時には作業終了してしまうこと、等等です。
と、書いてきたものの如何に一般業界と理美容業界は隔絶した存在なのか・・・
再認識致しました。
弁護士事務所
の大型化が新聞紙上を賑わしております。
一人二人の事務所が多い業界ですが、大きな案件そして世界をまたにかけた交渉には
各部門のエクスパートが必要とされる時代になってきているようです。
訪問美容業界でも、単に利用者様のヘアーを担当するだけのスタッフばかりでは
対応できぬ時代がやってくるのは、急速な高齢化の現実においては明白です。
施設様への対応、横の連携等など自分達の欠けている部分を
お互いにカバーできるような動きが増えることと思います。
突然の追加メニュー
ありがたいことに結構あるものです。
皆様もそうでしょうが、私共も車に予備のパーマ及びカラー一式セットを用意しております。
お隣の利用者様がきれいになると、私も私も、というのが人情。
健常者の方々より、お外に出る機会が少ない分、そうしたお気持ちが強いようです。
タオルを毎日夕方選洗濯するとともに
不足の材料をチェックする機会も多くなってまいりました。
ある組織に
属している訪問理美容師さんが、人的そして技術的な問題で
自分の取引先を他の訪問美容師さんに丸投げしてしまう、といったことを耳にしたことがあります。
仕事を組織の名前を使って取ったまでは良かったものの
いざ仕事を始めてみると、とても自分の手に負えず、そうした結果になってしまったとか・・・。
急速な利用者様、理美容師さんのニーズに組織は肥大化する反面
「仏作って魂入れず」となってしまったようです。
たらい回し
私が営業に伺った施設様は美容組合のトップの方とのやり取りで訪問美容は組合に決まっていると
といったお話しを先日致しました。
流れとしてはその地域の組合員である、訪問美容と関係ない美容師さんが訪問。
何軒かがチームを組み、自分達の休みである火曜日を使って輪番制で担当。
そして、 うまくいくようだったらOK
万が一トラブルが生じた時はその組合員で訪問美容の経験豊富な美容師に尻拭いをさせる
といった模様です。
最初からベテランを使えば良いと思うのですが、支部が違うということで、輪番制には入れないようです。
さて、誰が一番迷惑か・・・?
いよいよ今晩
新しい組織作りに向けての会合第1回目の開催です。
オブザーバーに四国を本拠地になさり活躍する若きコンサルタントを招いております。
桃園の誓いから約3年、新しき軍師を招き訪問理美容業界3分の計を図ります(ややオーバーヒート気味)。
おかげ様で、今冬の「集い」以来新しき仲間が増え
そうした方々にプラスになれるような何かを立ち上げたいというのが今回の出発点となっています。
無知につけ込んでの自己利益に走るだけの組織にだけにはしないつもりでおります。
いつまでも
利用者様がお元気でいてくださるのが、我々訪問美容師の願いです。
ただ暑さも本番をむかえ、定期的に伺っていた方も体調を崩され
予約のキャンセル等といったことも多くなってきました。
居宅に関してはほとんど私の担当なので、そろそろかな?と思っていると大体数日以内にお電話がかかってきます。
しかし、その期間を過ぎると私も忙しさにかまけ、第6感で感じ取っていた利用者様を忘れてしまうものです。
何ヶ月かして、その利用者様のお宅近くを通る時
もう私の手を離れてしまっていたことに、一抹の寂しさを感じる次第です。
太ったわねぇ
と2,3日前にご贔屓筋の利用者様から言われました。
この数十年62Kg+−2Kgという体重をキープしている私としては朗報?
個人的な理想体重は65Kgなのでやっと念願叶うかな、などと思っていました。
ところが、一昨日から歯の痛みが!
単にほおが腫れていただけで、初恋の人に似ている(?)ということで
じっくり私の顔をご覧になていた利用者様の思い違いでした。
喜びから一転苦痛に。
昨日は何年かぶりの歯医者通い。
例のイヤな音と苦痛で、5000Mを走るより疲れてしまった昔日の紅顔の美少年でありました。
というわけで
早速昨夜はシャンプー椅子等を全国的にネットを中心に販売なさっているbeautygarageさんへ。
ネット販売ばかりでなく、店舗も構えていらっしゃるので
中野富士見町まで散歩がてらに行ってまいりました。
やはりこうしたものは行ける範囲であれば、実物を見たほうが確実ですものね。
中古品販売が中心のようですが、新品も多数。
スタッフの方も親切でいろいろな質問に快く答えてくれました。
備品をタイムリーにお手軽な価格で手に入れるにはもってこいではないかと思いました。
皆様も是非一度HPなどをご覧になっては如何ですか?
什器備品
お取引が増えるに従って、なかなな入用なものが増えてまいりました。
そうした中、ある機会があって他業者さんの仕事場をチェック。
はっきりいって負けておりました。
こそ〜っとしっかりメモ書きだけはしてまいりましたが・・・
「包丁一本さらしに巻いて」ではありませんが、比較的身の回りのものが少なくても済むのが訪問美容師稼業。
ただ、上記のような現場を目の辺りにしますと、いろいろと考え反省もしてしまいます。
人的資源においてはどこにも負けないつもりですが
それを取り巻く什器備品の整備にもお金をかけねばならないようです。
787
といってもボーイングではありません。
朝刊で発表された高齢者世帯数が787万所帯という数字です。
単身者世帯も増え、夕方になるとよいにおいが道を歩いていると漂い
子供達が元気に玄関の中に飛び込んでいく、という情景も風前のともし火となりつつあります。
実際に訪問美容の現場でも、お話しを伺うとお子様がいない
もしくは配偶者がいない、という方がちらほら。
これからはそうした方々が増える一方のようです。
昔のように子供、家族の話しをしていれば会話が進むということは少なくなり様々なジャンルに渡った 幅広い知識がなければ、高齢者の方々との会話は立ち行かなくなるようです。
秋にご開設
なさる施設様への営業もひと段落、と思っていたところ情報漏れがありました。
あるネットワークの方とのお話しの中でわかった次第なのですが
こればかりはいくら神経を使っても万全、というわけにはいかないようです。
訪問美容の営業、もしくは美容室の営業をしながらの情報収集となるわけですから、なかなか大変です。
かといって手をこまねいてばかりいてはお話しになりません。
少しの時間を有効に使い、営業マンに変身!
美容師あがりにはプレッシャーがかかります。
タイミング
なかなか作業している場所まで来ていただけない利用者様もいらっしゃるものです。
職員さんもお手上げの状況の中で、いかに我々が施術するかということになりますが
やはりちょっとしたタイミングを利用するしかありません。
マットは本来必要の無い施設内での作業ですが、車に山と積んであるマットを小脇に抱え
話しを盛り上げながら座って頂き手早くカット。
その間ほとんどしゃべりっぱなし状態。
「お前のような口のうまい奴は信用できない!」というお声を背中に、カットを終え
「ではまた〜」とエレベーターへと駆け込み任務終了、と相成りました。
利用者様をはさんで
今日はしばし歓談。
「・・・さんはどちらの先生で?」「私は××大学の医学部じゃよ」「へえ、じゃ〜駅の近くのねぇ・・・」
などと話していると、そばで聞いていた○○工業の重役さんが
「なんだ××大学かあ」と一言。話しが弾んでまいりました。
よーし、もう一丁話しを盛り上げるか、とばかりに口に天ぷらを咥えたところ
「もう利用者さんはいらっしゃらないんですか?」と髪を振り乱したうちのスタッフ。
そうそうまだ仕事の最中でした。
さぼってばかりで、どーもスイマセン!
企み屋
今朝のTVで、日本の元気な中小企業経営者の特集をやっていました。
私の同級生も出演、頑張れ岡本社長!
同級生の発言は昔のイメージが思い浮かび、ニヤニヤしながら見るだけでしたが
他の社長さん達の生き方・営業方法は勉強になりました。
中でも匠ならぬ「企み」屋でなくては、というお話には感銘しました。
訪問美容師も介護の現場の中で
一種独特の輝きを持った存在になるには通り一遍の技術だけでは覚束ないこと
認識した次第です。
受付譲
なるものは果たしてまだ存在しているのでしょうか?
ここのところ伺っている会社の受付には電話が一本置いてあるだけの所が多いようです。
〜の用事の方は何番へと書いてあるだけで、電話をかけると衝立の向こうでベルが鳴り
初めて社員さんが応対に出てきます。
世の不況はいまだ続き、余計な経費は使わないということなのでしょう。
ところで訪問理美容に関して、不要のものとは?あまり思い浮かびませんね。
それだけ人的資源の占める割合が大きい、ということなのでしょう。
甲州街道
を下り、利用者様も順調に入居なさっている施設様へご挨拶。
府中街道へ進路をとり新規開設の記念式典に参加。
さすがに上場企業の施設様、傘を持っていなかった私を車まで社員さんが傘をさして送って下さいました。
歴史の重みを感じ た次第です。
午後は246を上り内幸町へ再度のプレゼン。
うまくご説明できたと思ってます。
帰りは車を自宅に置き、新橋より銀座線、半蔵門線経由で帰店。
商店街の仲間と雑談を小一時間。
あっという間の金曜日と相成りました。
レモンちゃんも
年をとりました。
昨夜の福祉関係のTVを見ていたところ、私が尊敬する(高齢者への接し方で)
毒蝮三太夫さんと共に落合恵子さんが出演。
30数年前、我校に取材に来ていた彼女の後姿だけを見て感激したことを思い出しました。
本当に月日が経つのは早いものです。
番組の中で勉強になったのは、私どもを含めた者の服装の色。
レモンちゃんも自分の趣向ではなく、なるべく色彩の鮮やかなものをお召しになっているそうです。
昨夜お邪魔した施設の五反田で事務所でも、職員さん達がユニフォームに関して侃々諤々の意見交換。
私ども訪問美容師も汚らしい格好をしている場合ではありません。
靴箱にお名前が
新規にご開設なさった施設様で増えているのも見ると、ほっとするものです。
訪問美容師である我々にとって、施設様も利用者様同様に大事なお客様。
日頃の努力を見ていると頭の下がる思いです。
現場で美容技術ばかりやっていれば良い、というような時代は去り
利用者様を取り巻くいろいろな方々と力を合わせ利用者本位の営業姿勢を見せねば
将来は覚束ない状況となってきているようです。
遺言
ビジネスが盛んになりつつあるようです。
昨日の長年のご贔屓筋の利用者様もお書きになっているとか。
もう3回程書き直したそうです。
もちろん司法関係者の指導の元で、と仰っていました。
一方では、認知症におちいった自分の親の通帳も勝手にさわれない等
ということから成年後見人制度も新聞紙上を賑わしています。
持てる者と持てざる者との格差が開きつつある現在
新たなビジネスや制度が脚光を浴びてきています。
戻る