Topics 2005.5月 訪問美容サービス パリスへ

良貨は悪貨を駆逐する
サービス業においては、悪貨はいつまでもはびこるものではありません。
どこの施設様においても、?マークのつく職員さんはいなくなりつつあります。
翻って私ども訪問美容師も良い職員さん達が増えるということは、厳しい視線に晒されている、ということです。
利用者様の他、施設関係者様、ご家族の方にも満足していただけるためにはどうしたら良いか
各訪問理美容師及びその業者の切磋琢磨の時代を迎えようとしています。
いよいよ
新しい訪問美容師の組織作りの第一歩を踏み出すべく
昨日コンサルタントさんと弁護士さんを交え、約3時間の検討会を開きました。
組織形態は今秋新たに法制化される組織形態を念頭にしています。
契約書の作成、集いのメンバーとの原理原則のすり合わせ等等、今年の後半戦は多忙を極めそうです。
なお、専任弁護士は、ヒマでTVのバラエティばかり出ている同級生の湯浅君にでもお願いしようと考えてます。
死せるひばりマスコミを奔らす
美空ひばりさんの特集がマスコミを賑わしております。
亡くなってから何年も経つというのに、その根強い人気には感心するばかりです。
訪問美容の現場で流す音楽も、軽音楽に次いでひばりさんのCDが人気です。
音楽を聴くことによってご気分が良くなり「次もお願いね!」と言われれば
当方も繁盛。
ひばりさんの及ぼす経済効果は、マスコミにばかりでなく多方面に渡ります。
適正な人員配置
は、本来の美容室でも悩むところです。
お客様に対し、若干少なめのスタッフ構成を前提にしている経営者の方々が大半かと思います。
一方、訪問美容においては、少し複雑に考えねばならぬ場合が多々あります。
居室での技術をご希望になる利用者様もいらっしゃいますし
行動が不安定な利用者様もいらっしゃいます。
また、電話一本ですぐに利用者様を連れて来て下さる職員さんもいる一方
訪問美容のお手伝いは「仕事の邪魔」といった職員さんもいます。
なかなか思った通りにはいきませんが、現場のスタッフの意思の疎通を密にし
その施設様のクセみたいなものを事前に把握しておくことが、円滑に仕事をはかどらせるコツのようです。
地元の理美容師
を入れるつもりだ、という施設様が多いようです。
特に特養様あたりはトップレベルの話し合いの中で
地元の理美容組合に属する理美容師さんに決めた、という話しを聞いたりします。
メリットとしては、お決めになった方々同士の顔が立つ
属する組合員の誰かに依頼すれば穴のあくことが無い
地元の人間なので利用者様と話しが合う、というところでしょう。
一方デメリットとしては、訪問美容に興味が無い理美容師さんが頼まれ仕事で来ることによって
現場の職員さん利用者様に?といった印象を与える
お店を営業している関係で決まった日にしか来れない、といったところが挙げられます。
訪問理美容師VS一般理美容師・・・勝負の行方はどちらに軍配が上がるのか?
昨日の営業
お取引いただく予定の施設関係者の方と昨日は新橋にて会談。
前向きな施設運営のお考えに共感、約1時間の意見交換となりました。
先方様がご熱心だと、こちらも襟を正し頑張らなくてはならない、と思うものであります。
既存の施設様でもかようなお考えをもったところもあるでしょうから
こちらから積極的に接触をもつべきだという考えにもなります。
昨日は心を新たにする良い時間をいただきました。
増える仲間達
集いでご一緒した方が新規施設との交渉がうまくいき近日中に打ち合わせに入るそうです。
うまく契約がまとまることを願うばかりです。
いろいろな方からお問い合わせがあったり、見学のご要望があったりしますが
とにかくご自分の名前で契約を1件とることをお勧めしております。
何から何までご自分でなさると、訪問美容に関する様々なことがお分かりになるからです。
そのうち「パリスさんヒマそうだから手伝ってよ」
というお声がかかることを、楽しみにしております。
父の日
昨日は父の日。
世のお父さん方、何かお子様から頂きましたでしょうか?私も2児の父。
しっかりプレゼントされ、喜んでおります(といっても2人で総額¥500というところのものですが、括弧ナミダ括弧閉じる)。
ある訪問美容先の施設様には月2回の定期訪問に行っていますが
必ず一人の利用者様のご子息に会います。
気さくなお人柄で、いろいろとお話ししてくださいますが、そうした方は少数。
親を思う気持ちはみな一緒ですがまめに親元に面会に行く、というのはできそうでできないこと。
息子さんにお会いする度、反省しております。
娘連れて来い!
と言われてもお代官様、ご勘弁を・・・ではなく
利用者様から言われます。
「お父さんは来なくていいから、わたしゃ娘にやって欲しいの!」ということなのですが
いつのまにやらスタッフのTさんは私の娘ということになっているのです。
うれしいやら真実を話すべきやら、そうたいした問題ではないのでとりあえず
「次回は娘を連れてきやすです。」とお答えし、帰ってきました。
利用者様とお代官様にはかないません。
33年前
渋谷の「田吾作」という店に何かというと飲みに行ってました。
今でもその時の情景は脳裏にしみついており、いまだに連れて行ってくれた友人とは年に数回場所を変えて会っております。
さて、昨夜は山崎先生からの急なお誘い。
「たまには恵比寿ででも」ということで、行った先が「田吾作・恵比寿店」。
渋谷の店があるのかどうかはわかりませんが、気持ちは10代にタイムスリップ。
訪問理美容の新組織発足に向け、熱き思いを語り合ってまいりました。
久しぶりの5車線
東京さってとこは、すごいとこだわさと、誰かが言ったような言わないような・・・
片道5車線は海外だけかと思っておりましたが、今日の訪問美容先に行く途中出くわしました。
地図を見ると一通ばかりで変だなと思ってましたが、納得。
旅(?)には出てみるものです。
帰りは首都高を使用しましたが、すっかり5車線にビビッタ私としては
「へんな入り口から乗ったら東北地方方面に行ってしますのでは」と
2週間に一回使ういつも西銀座から遠回りして入線。
通いなれた横浜へとひたすらアクセルをベタ踏みして帰ってきました。
続く雨
には参ります。
この数日間はほとんど出ずっぱりの訪問美容師にとって
雨中の移動はボディブローのように体にこたえてきます。
まずは、運転に神経を使う。次に荷物の積み下ろしの際に多少なりとも雨にあたる。
乳母日傘での美容室内勤務に慣れた体には続く雨は恨めしいものとなります。
霧のロンドン、英国の訪問美容師さん達(いないかも)は果たして如何様に営業なさっているのかしらん?
施設見学
夏からご開所になる施設様に見学に行ってきました。
おおよそ40名様が入居なさるのですが、2階建てで各フロアに専用理美容室が完備されています。
シャンプー施設はもちろん、美容室顔負けのキャビネットも設置、私どものお店よりきれいです。
藤田先生のお取引先「トレクオーレ」を思わせる
訪問理美容師にとって思わずニンマリしてしまう設計でした。
理美容師が一日居ても良いかな?と思わせるような作業所を
最初から完備した施設様がこれからどんどん増えそうです。
存在意義
我々訪問美容師が介護の現場でどのような位置として存在するのか?
とふと考える時があります。
単なる美容師として現場で業務をするだけの存在で止まっていて良いのか?
素敵なヘアに利用者様を仕上げるのは当然ですが
そこに住みんだり通ったりする利用者様やご家族、施設関係者の方々が
「この美容師さん達が来る日は何故かいつもと違う良い雰囲気がする」と
思われるような存在でなければならないような気がします。
社会的資源である我々自らが質を高め、よく皆様に使ってもらうようにすることが
我々の使命ではないかと、またそのことが訪問美容業界の発展につながるのでは、と考えます。
永田町にて
本日も定例出勤。いつものように半蔵門線・永田町を一生懸命(ホームが長い!)歩いて来ました。
ホーム内設置の消火栓なのですが、ここで毎朝ストレッチをするお父さん達が増えてます。
かく言う私もお店でやってますが、つい忘れがち・・・
高いお金を出してスポーツクラブに週に2、3回通うより、手短な所での無料の即席クラブ。
入会金も月謝も入らず、年金削られる世代には有難い「消火栓」です(おまけに雨風関係無し)。
ロゴ
名刺に入れたり、オリジナルPOP用に訪問美容サービスパリス専用のロゴを業者さんにお願いしました。
早速JPEGにて送られてきましたが、やはりプロの技、上々の出来具合です。
多少の修正を加え、近日中に登場の予定です、楽しみ楽しみ・・・
ロゴの使い道ですが、その他にもユニフォーム・車のステッカーなど等にも使うつもりです。
今月は昨月の売り上げの反動か若干ヒマ。
7月はどう考えても忙しくなりそうなので、今のうちにあれやこれや手を打っておこうと思っています。
偵察
まだ頭髪が豊富な頃、よく他の美容室に偵察に行ったものです。
近隣のお店ではなく、繁盛店や気になるお店を中心にですが。
一方、訪問美容での偵察、なかなかできそうでできません。
利用者(=お客様)の振りをするには若干年齢に問題もあり
勝手にすたすた入れる施設様はもちろん当パリスのお取引。
そうこうするうちに、本当に「体験入所においでいただき・・・」などと言われる歳になってしまいます。
とりあえず、長谷川一夫という偽名(施設内では自己紹介の時使ってます)で
他の業者さんに登録してみようかな?などと思うこの頃です。
FAX
ご予約方法がほとんどFAXにての処理が大半を占めるようになりました。
居宅の利用者様からの依頼は当然電話ということになりますが
施設様からのご依頼はFAXという形になりつつあります。
早朝お店のFAXの前に送られた用紙が多いと「おっ!」となりますが
DELLからのDMや知らないメーカーからのFAXだと「は〜っ」となります
(悔しいので手に取らず、毛屑入れにナイスキックしてます)。
ところでFAXからのご依頼に関してはご返事もFAX。
定番¥100ショップのB5版も使えるのですが、オリジナルのご返事用用紙も作成、重宝しております。
赤い悪魔
と呼ばれ、イタリアでのワールドカップに旋風を巻き起こした北朝鮮も
昨夜の試合では良いところ無し。
国立競技場での観戦も前半は眠気を催すものでしたが
前半から良い動きをしていた柳沢が先制点、会場は一気に盛り上がりました。
日本の勝利はともかく、国際試合もままならぬ国の悲哀を感じた次第ですが
振り返って我々訪問美容師も競争の無いところには進歩なし。
積極的に他業者さんの良いところを取り入れ
3位決定戦にも回れぬようなことの無いよう研究せねばなりません。
久しぶりに
検索サービスで「訪問美容」を引っ張ってみると、増えてますねいろいろ と!
やり方様々、料金様々、頭をひねったやり方もあり、どこでやってるのかわからないところもありで、混沌としております。
NP0云々のところは、えてして末端から利益を吸い上げる方式が多いようです。
それも一つの方法、右も左もわからない理美容師さんや
始めてもうまく軌道に乗らない方々にはありがたい存在かもしれません。
NPO!良い響きですものね。
生まれたばかりの訪問美容業界。
これからどう育っていくのやら・・・
生ビール無料券10枚
昨夜の訪問美容師密会、ではなく食事会も盛況のうちに終了。
行きつけの居酒屋さんでも我々は上得意なのでしょう、表題のサービス。
また近いうちに顔を出さざるを得なくなりました(と言っても酒飲みの自己弁護ですかね)。
ところで、川崎の美容組合では藤田先生を招いての講習会を開いたとか。
山崎先生はブログを発信、訪問美容のマニュアル本の編集にも参加なさるとか。
他の参加者の方々も熱心に営業方法などについて語り合っていらっしゃいました。
会を重ねるごとに中身の濃さが増してきているようです。
10月4日のパネルディスカッションを中心にした第2回「訪問美容師の集い」
はより一層のパワーアップした内容となること必死の模様です。
美容師経験者の介護職員
さんがいらっしゃる施設があります。
我々訪問美容師にとって技術内容の良し悪しを判断してくださる貴重な存在といえます。
技術者として緊張を強いられますが、それが良い結果になっているようです。
先日のある施設様で、他の業者さんが切り終えたばかりの頭を拝見しましたが
ザンバラ頭とはこのこと。
認知症を良いことに、私が左手で切ってもまだまし!というくらいの技術内容でした(ボランティアではありません)。
利用者本位を遵守すべく、新ATSではありませんが
訪問美容師にとっても第3者評価が必要な気がします。
明晩の会食
いろいろな方々からご参加の連絡を頂き、現在7名の集まりとなりました。
将来的には、皆さんと手を組んでお互いの訪問美容の仕事を助け合えればよいと思っております。
一つの組織形態も作り上げる時期になってきたようで
そのために明日コンサルタンの方と日中打ち合わせの予定です。
藤田・山崎先生と3人寄れば文殊の知恵
ではありませんがいい方向に展開できることと思っております。
ずっしり
渋谷の施設様への営業の帰り、ふらりと東急プラザの紀伊国屋へ。
ここの4F〜5Fへのエスカレーター天井の低さだけは何十年も変わりません・・・
それはさておき、★印1こにつき¥50だった時代から岩波文庫を知っている方々にはビックニュース。
あの岩波文庫(文庫の中でも字が一番小さい、と思いますが)に、ワイド版ができました。
前からあったのかもしれませんが私が手にするのは初めて。手にずっしりと、しかも字が大きい!
ようし、「我輩は猫である」でも再読するかと老眼にもはっきり見える背面の値段を見ると
なんと★30この\1,500。
値段もずっしりとしてました。
敵は整髪料
ポマードから槍を受け、椿油から鉄砲を浴び、我ら訪問美容師隊はあえなく討ち死と相成ります。
男性の場合は濡れたタオルでゴシゴシすればなんとかなりますが
女性の長い髪ではいかんともしがたいところです。
ブローをするにも四苦八苦。せっかく頑張ってみても時間の無駄となります。
せめてカットする前は何もつけずにいていただきたいのですが利用者様にもそれぞれ都合が。
トリマーが切れなくなるのを恐れながら、敵の猛攻にひたすら耐えるしかありません。
勘違い
上記の会食日時の曜日が間違っておりました。
先日の訪問美容師の集いの際も勘違いし、ある方からご指摘を頂きましたが
今回も川崎の先生から「間違ってるよ」とのご指摘。
一方昨日は施設様からのご依頼を居宅からとばかり勘違い。
まったく話しがかみ合わず冷や汗をかきました。
事なきを得、午後に伺う手はずとなりましたが
おっちょこちょいの性格はいくつになっても変わらぬものです。
オンザベット
の訪問美容専門に呼んで頂いていた施設様からしばらくご依頼がありません。
契約している業者さんが、オンザベットではやらないそうで私がそれ専門に呼ばれておりました。
きっとその業者さんもそう言っていられなくなった事情が起き
私どもにご依頼がなくなったものと思われます。
そうした技術は別に誰に習ったものではなく、自然に身についたものなのですが
普通の理美容師さんには考えもつかないところでの技術。
対応できるはずがありません。
ただ単に髪を切りにだけきている本人にとってはオンザベットでの仕事は
は〜?といったことなのでしょう。
賠償責任保険
近々更新ということで、損保ジャパンの方と打ち合わせ。
訪問美容の売り上げに比例して前回より高めの保険料となりました。
各スタッフにも個人的に営業するに際し加入するように勧めていますが
保険会社としてはアマウントが小さいため商売にならないとか。
各個人が加入している自動車保険等とセットで加入したら?というお勧めでした。
折りしも外資系保険会社の第3分野での売り上げが拡大模様。
証券会社もそうですが、ネットを通しての取引が主流となっている証しです。
私どももHPをもっと有意義に営業に生かさなければいけないようです。
それはそうと、「咲夢」さん。
「訪問理容」検索でトップページで引っかかるようになりました。おめでとうございます・・・パチパチ
縁は奇なもの
急に決まった「訪問美容師の集い」発起人の食事会。
思えばお二方とお会いしてから3年近くが過ぎようとしております。
集い以外での訪問美容活動においても連携すること度々、良き相談相手であるとともに良きライバルでもあります。
最近では3人行きつけの酒場でも顔になり、黙って座ればボトルがピタリ・・
当初は漠然とした話しかしていませんでしたが
集い以来将来に向けての前向きな話で盛り上がるようになってきました。
訪問美容をやっていなければ会うべくもなかった3人。
訪問美容が縁結びとなったようです。
当日の皆様のご参加をお待ちしております。
名刺
ある訪問美容の同業者さんと名刺交換を致しました。
なかなか良くできている名詞を頂き、当方のものと比べ勉強不足を痛感しております。
えてして、何でも美容師感覚で訪問美容に関わるものを進めてしまうところがあります。
他の大手業者さんは経営者自身が美容師あがりでない方が多いせいか
すべてにわたり私どもの先を行っているようです。
土俵に上がれば我々現役美容師のものなのですが
その前に勝負が決まらぬようにいろいろと研究そして努力する必要があるようです。
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