Topics 2004.12月 訪問美容サービス パリスへ

日中の東急線
30数年前に同じ路線を利用していたものとしては、当時と同じ時間帯に乗車し周りを見てみると
乗客のの年齢層が様変わりしていることに驚きを感じます。
なんといっても学生の数も少なく、赤ちゃん連れのお母さんもめったに見かけることもありません。
また、久しぶりに入った喫茶店でも、かつては不良っぽい高校生などがタムロしていましたが
何とはなしに新聞を片手にしている中高年の男性、暇つぶしの中高年の女性達が目立ちます。
街の風景も時間とともに加速度的に様変わりしているようです。
損得勘定
を考える時、訪問美容業に関しては難しいものがあります。
例えば、ある施設から依頼が入り、利用者様が1名だった場合、人件費を一般的な首都圏の金額と考えると
プラスマイナス0もしくはマイナスとなってしまします。
しかしながら、その裏側にあるものは、多数の他の利用者様の潜在的需要であったり
また口コミの端に乗る、といったものがあり、決して長期的にみてマイナスではありません。
美容室の経営者さんやちょっと計算が速い美容師さんだったりすると
どうしても目先の自分の利益ばかりに、目がいってしますようです
ある方の場合意は交通費やら自分の賃金(もちろんボランティアではありません)を考え
訪問美容の見学さえ差し控える、といったこともありました。
損して得とれ、といった考えは今の時代にはそぐわないのかもしれませんが・・・
「訪問美容師の集い」を関西方面で
開催して欲しい、というお電話を昨夜いただきました。
藤田先生の知人の方からのご要望でしたが、ふと「では初夏にでも」という気になりました。
発起人3人のスケジュール調整はともかく、そうした大きな流れが全国に広まれば
訪問美容師も社会的認知を受けるものと思われます。
山崎先生もここのところ、来月の企画等に熱が入ってきています。
参加者も増えていますので、是非とも今回の集いを成功させ、流れを全国にも持っていきたいものです。
ロットケース
何がなんでもコンパクト。
訪問美容における一つのキーワードです。
特に鏡等は大きいものだと美容師さんはホッとしますが、持ち運びの際は男性でもひと苦労するものです。
私は永年愛用のものがありますが、電車移動の際はとても持っていけるものではありません。
そうした中で、ロットケースでコンパクトなものが、なかなか見つからなかったのですが
(美容師専用でそんなものあるわけありません)
昨日やっと手頃なカバンに収まるものを入手。
来週のパーマの際にいよいよ登場と相成ります。
訪問美容師の集い
おかげ様で、出席希望者の方々からのFAX、メールが増えてきてます。
今日現在約35名程の出席予定です。
美容師さんが多いのは当たり前ですが、他業種の方々からの申し込みもあり
底辺での訪問美容への関心の深さを感じます。
美容師だけの集まり、例えば美容講習などの浅薄な内容とは違い
一般社会人同士の情報交換会になるように企画したいと、発起人一同考えております。
介護予防指導員
なる制度が、各地で発足するとか。
東京都では老人総合研究所が中心になり、制度を推し進めていくようです。
2000年に介護保険が導入されて以来、いろいろな面で試行錯誤が続いていますが
訪問美容サービスは保険外。
一時の盛り上がりに比べ、最近はあまり話題にもならなくなりました。
しかしながら、訪問美容に真剣に取り組もうという美容師さんが着実に増えてきていることも、事実です。
一時の熱が冷め、なんでもかんでも訪問美容師という風潮が消え
じわじわと底辺からの熱い盛り上がりを感じるこの頃です。
拠点はお店
わずか1日とはいえ、直行直帰でお店に顔を出さぬ日があると
なんとなく不安を感じてしまいます。
近未来にはそうした日が続くこと必定なのですがこれも長年の習慣からして
なかなか割り切れないものがあります。
わずか数坪の事務所に座り、雑然とした雰囲気に囲まれていると
なんとなくホッとしてしまうのは、日本人の習性なのかもしれません。
給与計算、施設への営業等、ホッと息つくヒマもなく押し寄せてきますが
心地よい緊張感を感じてしまうが、なんとなく不思議です。
高学歴高齢者
少子高齢化が進み、近未来には団塊の世代が高齢化を迎えようとしています。
いろいろな特徴を兼ね備えている世代ですが、一つ言えることは
現在の高齢者の方々に比べ最高学府に学んだことがある
そして海外旅行もお手のもの、といった世代であるということです。
現在、藤田先生と一緒に仕事をする機会が多いのですが、先生の知識の豊富さには敬服するものがあります。
となると、いつか藤田先生が利用者の立場になられた時
相対する訪問美容師もその知識・情報そして見識についていかなければなりません。
新聞を読まなくても勤まる美容師稼業ですが
訪問美容師はハサミを扱うばかりではすまされない時代が確実にやってきます。
什器備品
各施設様にはご迷惑がかかると思い、什器備品等はなるべく持参するようにしていますが
やはり急なご要望に備え、置かせていただいた方が良いようです。
鏡、掃除機(最近良いものが手に入りました)、薬剤等を、コンパクトにまとめ
流しの下などに置かせてもらうよう交渉するつもりです。
そのためにも色々買い揃え、また薬剤も多めにディラーさんに注文。
少ない額ですが、先行投資をしなくてはなりません。
各担当
横浜圏には誰々、川崎圏には、東京圏には、そして都下圏には
と各地域別に担当者が徐々に決まりつつあります。
しかしながら、各スタッフの都合もある関係上、補助のスタッフもつけねばなりません。
今日も見学の方がいらっしゃいましたが、なかなかの好男子。
若い仲間もどんどん増えて欲しいものです。
冷や汗
ディサービスの20歳そこそこの職員さんから、「こうした仕事は初めてですか?」と言われました。
一瞬「?」。「敬語を使ってもらわなくては困ります」とのこと。
そういえば、天才と馬鹿は紙一重。
私は前者では決してありませんが、経験が浅いかもしくは目がキラキラ系の方からすると
私は右も左もわからない後者に見え たのかもしれませんね。
伝家の宝刀を懐にしのばせ、職員さんのレベルを判断し
その場の雰囲気を察しながら仕事をせねばならぬと、肝に銘じた次第です。
サロン内での営業との兼ね合い
平日は極力指名のお客様はお断りしていますが、どうしても・・・
というお客様はつい予約を取ってしましまいます。
がしかし、この2回ほど訪問のスケジュールを優先し、ご迷惑をかけています。
そろそろ、その方にも土日以外のご来店をお断りしなくてはならない時期がやってきたようです。
少し寂しい気もしますが、訪問美容師以外の美容師さんは、世にごまんといることを言い逃れにします。
キャリーバックかボストンバックか?
電車移動が続く毎日、キャリーバックが壊れたせいで
大きなボストンバックに荷物をつめ訪問美容先に行っています。
ボストンはLOFTにて物色しましたが適当なものがなく、渋谷の街頭で¥1,000にて購入したもの。
思いのほか、荷物が入り便利に使ってますが、夕方には肩にずっしりと重みを感じます。
キャリーの方は一見楽なようですが、駅の階段を昇る際に肩にかけられないことや
電車内に置くときに場所をとる、といった点がマイナス要素です。
非力な女性はキャリーバック、男性にはボストンバックが適しているような気がしますが
両者の長所を兼ね備えたバックをいつかは見つけたいものです。
電車移動もまた楽し
東急目黒線で奥沢・田園調布・大岡山を行ったり来たり。
大井町線・東横線での通学に慣れ親しんだ往年の高校生としては
のんびり気分を満喫しています。
ハードボイルド小説を片手に、耳にはバラード。ということは気分は大学生?
車での移動が多かった今までですが、今年に入り電車での移動が増えてきています。
移動中での自由な時間が取れることは、何よりの休息。
充電したパワーを利用者さん達におすそ分けしようと、思っています。
便利なカレンダー
スタッフから個人のスケジュールをアップしているURLが届きました。
訪問の際、誰を手配をするのか決めるのに便利です。
急な依頼があった時などは、各スタッフの予定を想像しながら連絡をしていたのですが、これさえあれば大丈夫。
本当に世の中便利になったものです。
ただ、基本的なスケジュール調整はなんといっても手帳。
電源もいりませんし、メモするのでもキーボードブランインドタッチより早いこと確実。
情報の共有はIT、そしてコーディネートは手帳といった使い分けが必要なんでしょうね。
IBM、ソフトバンク
がある駅にて今朝の仕事。
スーツ姿の方々に交じり、赤い大きなバック、青い軍手そしてコーデュロイのパンツのいでたちで
ご一緒に通勤致しました。
右手に箱崎ターミナルを見ながら、モーニングコーヒーを飲んでいると
どこかで道を右手に行っていたら、自分もスーツ姿だったのかもと、ふと思いました。
残念ながら同級生には遭遇しませんでしたが
訪問美容で飛び回っていると、早朝は誰かに会いそうな予感がしてなりません。
訪問美容 スタッフ
は、美容室内でのスタッフとは別ものとして考えています。
勤務体制が違うので、店内スタッフを訪問美容に同行させることは、まずありえません。
緊急の場合、同行させることもありますが、そうしたことは年に数回です。
某スタッフは土日のみ店内勤務、平日は訪問美容、といった形態をとっていますが
ある意味では理想(現場の美容師が訪問に赴くという)に近いかもしれませんね。
よく考えてみれば、私の勤務状況もそうでした・・・
さて、今日は成人式。若いお嬢様方はスタッフに任せ、お年を召したお嬢様の元に、これから行って参ります。
何を考えているのやら
ある美容組合の掲示板をのぞいてみたところ、罵詈雑言が飛び交っていました。
自分の本名も明かさず、アドレスも書かず言いたい放題。
たぶん店舗を構える経営者だと思いますが、そうした人が「先生」と呼ばれている美容業界のレベルがバレテしまいます。
私共にも、訪問美容に関しての問い合わせが多数あり
返事をお返ししますが、なかにはもうんともすんとも折り返しをなさらない方もいます。
どーしちゃったんでしょうかね?
どの業界にも非常識なことが存在しますが、訪問美容の世界においてはそうしたがないことを祈るばかりです。
藤田先生ピンチ!
藤田先生が訪問美容スタッフを急遽募集中です。
訪問範囲は都内中心でどの場所も駅から近いので、徒歩にて行けるところばかりです。
横浜方面においても同様ですので、是非我こそは、と思われる方のご協力をお願い致します。
とりあえず、当パリスまで連絡いただければ、藤田先生への連絡方法や詳細をお知らせ致します。
どうぞ宜しくお願い申し上げます。
諸外国での訪問美容
どなたかお知りの方はいらっしゃいませんか?
海外在住の友人は多数いますが、残念ながらみんなビジネスでの在住。
バリバリ仕事をしていて、そうしたことには知識がないようです。
日本の訪問美容市場はこれからのもの
海外に先進訪問美容国なるものが存在するならば、是非勉強に行きたいものです。
おりしも13億人の人口をかかえる中国でも、数十年後は高齢者社会を迎えるとかの新聞記事。
その時はこの世にはおりませんが、どういった訪問美容が展開されているのか? 見てみたいものです。
「訪問美容師の集い」準備進む
昨夜、藤田先生から連絡があり、集計したところ
現在の出席予定者は25名となりました。
参加申し込みがまだお済でない方の早めのご連絡をお待ちしております。
なお、情報交換会においては、美容業界の革命児
稲垣さんからの最新情報が発信されます。
日頃お会いでない方々との出会い、今から楽しみな限りです。
年をとってからの夫婦
の生活の送り方で、男女の考え方の違いがTVで流れていました。
生活の拠点は男性が田舎を望むのに対し、女性は都会派。
男性がのんびりマイペースなのに対し、女性は学習を続け仲間との交流を楽しむ、といったところでした。
施設内においても、女性は誰とでも仲良くなり食事の場でも和気合い合いおかずのやり取りなどをよく見かけます。
一方男性はというと、ポツ然と過ごされている方が多いようです。
同じ同性として寂しい限りです。
介護保険においても高齢者特有の症状の予防への給付が増えました。
しかし、見ず知らずの人ととの係わり合い方は教えられるものではありません。
我々男性諸氏も今から将来に備え、女性に学ぶところおおいにあり、といったところでしょう。
コンビニで
移動中にお昼をかき込んでいたところ、訪問美容のことについて問い合わせを受けました。
お母様のシャンプーをしてくれる業者を探していた、とのことでした。
「訪問美容師の集い」にご参加頂けるAKiREY.COM様から、お借りしている携帯シャンプー器があるのですが
残念ながら車に積んでなかったので、他の業者さんを紹介するに止まりました。
それにしても、車のステッカーはなかなか宣伝効果大です。
少し恥ずかしい気持ちもあるのですが・・・
仕事始めは訪問美容
皆様あけましておめでとうございます。
本年も「訪問美容サービスパリス」を宜しくお願い申し上げます。
さて、新年は4日からお仕事をいただきました。
年明け早々ありがたいことです。
当日は自宅から直行。お店のスタッフに挨拶する前に、利用者さんとの新年のご挨拶で1年が始まることとなります。
なにやら、春から縁起の良いスタートと相成りました。
新年を迎えるにあたって
昨日は中高時代の仲間との34回目の忘年会。
何十年ぶりかで、自由が丘にて開催しました。
東横線に乗りながら、いつもでしたら学生時代のことを思い浮かべるのですが
今回は都立大学の施設様のことや羽田の施設様そして田園調布の利用者さんのことなどが頭に浮かびました。
今年は訪問範囲が思ったより拡大し、昔遊びまわっていた近辺にお邪魔する機会が増えました。
美容師生活にどっぷり漬かっていてはありえない行動パターンだ ったと思います。
また、藤田先生を始め、美容師でありながら美容師然としていない方々との、出会いも多かったようです。
年賀状をしたためながら、来年は何年も会っていない旧知の方々と
訪問美容を通じて再会する機会が増えそうな予感がしています。
泣く子と天気には勝てぬ
昨日の雪にはハラハラドキドキ。
朝は自宅から直行の施設様だったので良かったのですが、午後は車での移動が2軒。
電車・バス移動の手段、携帯品の絞込みを考えながら、雪を眺めていました。
幸い午後に小降りになってくれ、夕方には天気に。
3人のご予約が7人に増えた訪問先での仕事も余裕でできました。
そういえば数年前、雪が降りしきる中、荷物を持ってディサービスに伺ったところ
利用者さんが雪の為全員お休み・・などといったこともありましたっけ。
来年も天気が気になる毎日となりそうです。
行き違い
何十人かの利用者様を一日で数人のスタッフと担当する際、誰が担当したのか
予約表通り施術したのかどうか、といったことが問題になります。
一番困ってしまうのが、会計および給与計算をする時です。
その為に各自に予約表を持たせ、「全体のことは私が把握するから自分の担当だけしっかりチェックするように」と伝えてあります。
最近も、利用者さんも職員さんも〜をやってないのに請求書が来た、というクレームが発生。
おかげ様で、業務報告を毎回させていますので処理はスムースにいきました。
小さな行き違いが大きなトラブルの元。気をつけなければ・・・と思います。
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