Topics 2004.10月 訪問美容サービス パリスへ

2月22日(火)2時から
来年の上記の日程で、「訪問美容師の集い(仮称)」を、新宿にて開催致します。
発起人は藤田先生、山崎先生、そして私です。
現場での苦労話し、どうしたら利用者さんを増やせるか
そして実際に使用している器具備品の紹介等々、もり沢山の内容にする予定です。
後日、当HP上にて詳しい内容をお知らせ致しますが、
今からでもメールにて参加受付をお受けしておりますので皆様の奮ってのご参加をお待ちしております。
なお、気になる参加費は¥2,000前後を予定しております。
訪問美容師分布図
先日の会合で、「ねこの手」山崎先生から「訪問美容活動は関西の方が活発なんですよ」という、お話がありました。
関東は「ええ格好しい」で、依頼する方もされる方も
ちょっとした垣根みたいなもの、が存在するようです。
実際に箱根の山を越えての訪問美容は経験したことはありませんが
きっとあちらの方が、なんでもざっくばらんにものごとが進んでいくようです(偏見かもしれませんが)。
さて、訪問美容師・美容室の数はと申しますと
首都圏は→、埼玉及び関西・九州方面は↑模様です。
どうやら冬の天気図同様、西高東低のようですね。
なつかしの目黒通り
かれこれ30年前、オートバイにヘルメット着用が義務付けられた頃
246・駒沢通り・目黒通りは学校へ向かう定番コースでした。
ひょんなことから愚息が目黒通り沿いの学校へ通うこととなり
何の因縁か住まいが四谷になり、30年前の行動パターンへと逆戻りとなりました
昨日は八雲の施設様の仲の良いご夫婦を担当しながら、駒沢公園方面の景観を眺めさせていただきました。
仕事をしながらの会話は、自由が丘の今昔。
何故か訪問美容を始めてから、過去の見聞が役に立ってきた今日この頃です。
ハチ合わせ
施設様で荷物を下ろしていたところ、訪問美容サービス×××とステッカーを貼った車がそばをスーッと通りすぎました。
ムムムッとばかりに、散歩を装って近くまで行き、業者名、スタッフ構成、そして荷物を探りました。
HPでも拝見したことのある業者さんでした。
でもHP上では皆さんお揃いのユニホームを着ていたはずが、男性はネクタイ、女性はラフな格好。
ずいぶんと宣伝とは違うな・・・と感じました。
翻って、私共もこうしてHPをアップ。
アップしている内容と実際見てみるものとは大違い!と言われないように気をつけねばなりません。
ご依頼窓口
居宅からのご依頼がある場合、血の繋がったご家族が窓口になられると話しはとんとん拍子に進みます。
一方、連絡なさるのがお嫁さんだったりする場合はひと悶着
電話口でのやりとりを聞いていてもハラハラ・・・こちらから「もう一度よくご相談なさってから」と申し上げる場合も出てきます。
キーパーソンは、福祉の世界では重要な存在。
それが誰かを把握するのもご依頼を承る側は認識しなくてはなりません。
タクシー運転手
になれるかも?
川崎市高津区→横浜市青葉区たまぷらーざ→東京都調布市下石原へと昨日は大忙し。
時計を見ながらの移動となりました。
途中、人員の関係からスタッフに東急デパートで時間つぶしをしてもらいまいたが
私はそうしてもいられず、現場美容師なみの昼食となりました。
学生時代は方々へ車で出かけ、地理には詳しくなったつもりですが
訪問美容師になってからの方が、時間を気にする分余計に詳しくなりました。
万が一の転職先は表題の職業になりそうです。
什器備品
体一つで動き回れるよう、契約頂いてる施設様に什器備品や薬剤を置いてもらうよう、考えています。
昨日もそうですが、一日の訪問美容を終えお店に帰ってくると
明日2名急にご要望が入った、と施設様から連絡。
無理やり調整しましたが、薬剤などの準備などで大変。
スタッフは結構臨機応変に動いてもらえるので、前もっての準備をしておけば良かったと反省しきりです。
教えてもらったこと
一昨日の会合で山崎先生から教わったことを、試してみることにしました。
利用者さんからの要望が多いアイテムがあったのですが、もうひとつ導入には踏み切れませんでしたが
山崎先生のアドバイス通りにやってみることにしました。
なにせ、各業者とも、これといったかたちをもっていない訪問美容業界。
吸収できるものはどんどん取り入れ、利用者本位を目指したいものです。
訪問美容師の集い後記
昨夜、予定通り渋谷にて訪問美容師の集いを開催致しました。
藤田先生の杯を重ねるペースに合わせるかのように、議論も白熱。山崎先生の持論も段段と現実味を帯びてきました。
来年早々には、都内にて全国の訪問美容師さんに集まっていただき
情報交換会を開催する旨、全員で決めました。
皆さんと会を持つこと4年目。訪問美容の認知に向け、来年は具体的な動きが始まりそうです。
入浴機器
使いこなせるようになると便利ですね。
ここのところ、施設様でのカラーリングの機会が多いのですが、浴室の入浴機器を使用させてもらい、シャンプーをしています。
止む終えない場合を除いては、機器使用がベストかと思います。
利用者様が横になれるので負担が少ない、湯量が豊富、ヘッド周辺にスペースがあり技術者の動きが楽
などズボンが濡れることこと以外は良いことづくめです。
訪問美容の集い
明日は、いよいよ渋谷にて久しぶりの会合です。
出席者は、藤田先生・ 山崎先生を始め総勢6名ということになりました。
かれこれ、こうした集まりを始めてから4年。訪問美容の仲間も徐々に増えてきました。
何故か上記のお2人とは、出身高校やお住まいが近い、という縁もあり仲良くさせていただいております。
さて、今回はどんな話題が飛び出すか?来年の飛躍に備え、貪欲に皆さんの情報を吸収してきます。
訪問美容を始めてからの人とのつながり
美容師生活を長く続けていると、美容師同士の付き合いが多くなるようです。
私の場合は美容師さんや美容師上がりの経営者さんと肌が合わないので
いまだに友人と云えるのは、上記のお二人を除き一人しかいません。
それが良いのか悪いのかわかりませんが、話しが全くかみ合わないので、致し方ありません。
訪問美容を始めてから、ずいぶんといろいろな方々と話しをする機会(利用者さんも含む)が増え
既存の友人以外の人とのつながりが増えたようです。
毎日が新しい方々との出会い・・・訪問美容は福祉の中で云々、などといったことはともかく、新鮮な毎日が続きます。
情報線を張る
とはよく、私の伯父が商売のイロハを人に教える際に言う言葉です。
先日は大江戸線に乗車の際、新規有料老人ホームさんの中吊り広告を発見。
すでに営業は済んでいたのですが、隣の友人に話しを振ってみたところ
「なんだ、先輩が会長をやっているとこじゃん、電話しとくよ。」という、ありがたいお言葉。営業プッシュの可能性が出てきました。
車をみんなが良く見える場所に置くことで、先日契約が1件取れましたが
情報を発信し、またタイムリーに情報を仕入れることは大事だと思う今日この頃です。
お薬代のこと
ある業者さんでは、派遣するスタッフが使用する薬剤に関しては自己負担ということになっているようです。
今日パーマ・カラーをされた方が多く、そのことを考えさせられました。
もし、自分が派遣される立場であったら、原価の低い薬剤を使おうと思うかもしれません。
見入りが良いですものね。
カラー剤はそれほど差異はありませんが、パーマ剤になると倍近い値段の差があります。
もちろん、値が張るものの方が仕上り感が良いのはあたりまえです。
やはり、自店で使用しているお客様の評判の良いものを指定して
スタッフに手渡すべきものかと思います。
材料準備
施設様からいただいた明日の顧客名簿をもとに、これから材料の準備です。
最近はあれやこれやで、結構な大荷物になってしまいます。
材料リスト表は作ってあるのですが、やはりその日によって持っていかないもの、いくものがでてきてしまいます。
明日は総勢4名、昼食もお願い済み。頑張ってきます!
定期契約
施設様とは、毎月の何曜日と何曜日に、といった具合に定期的な訪問依頼を頂く方が、私どもにとって好都合です。
しかしながら、常日頃「休みの日である火曜日しか行かない美容師は訪問美容師ではない!」
などと一人憤慨している者としては、よく考えれば「定期契約がいいな」と思うこと自体、天につば吐くことですよね。
何事も利用者本位、でなければいけません。
競合他社
営業でいろいろ回って話しを伺っていると、現役美容師さんが先頭に立っている業者さんとの競合はあまり感じられません。
A社さんB社さんなりは、訪問歯科を併設していたり
フランチャイズ形式でその地域の登録美容師さんへ仕事を回したりしているところのようです。
現役美容師は、外へ出ての営業などしたこともありませんので
訪問美容を美容室経営とは全く別なものとして考える業者さんの営業戦術に勝てるわけがありません。
独自なやり方を推し進めて行くか
他業者の傘下に入りおこぼれをいただくか、二つに一つのようです。
ワンレングス
カットはワンレンに始まりワンレンに終わる、とよく言われます。
何回カットしても、難しいものです。素人と玄人の差が一番はっきりわかるのが、このスタイル
技術者の技量の差もはっきりわかるスタイルともいえるでしょう。
さて、高齢者の方ではなかなかこのスタイルを貫き通している方は少ないようです。
髪の量の問題もありますし、介護される方々の都合の問題もあります。
シャギーだレイヤーだチョップだ、などといったポンスケカット(三宅先生ではありませんが)
が氾濫する現場から離れて、訪問美容の場でご要望があると、身が引き締まります。
お背が曲がりカットしにくいこと千万。前回のカットマンがガイドがべローンと出てしまう(=グラデーションになっていた)
カットしかできなかったのはしようがないな・・・思いましたが
このスタイルが切れなくなった時は、ハサミを置く時、と思いながら昨日は汗を流しながらお2人程カットしてまいりました。
予約表について
皆様、結構見ていただいているようです。
今のところお電話での予約が大半ですが、近い将来はネットからのご予約が中心になるものと思われます。
ネットオークションの売上が、某大手百貨店の売上に匹敵する今、訪問美容を含め、美容業界もIT化が進むようです。
ただ、こちらがいくら体制を整えたとしても、相手がそうでない場合は「暖簾に腕押し」状態。
こちらが誰でも簡単にITを利用してもらえるようなスタイルを整えなくてはいけないと考えます。
マニュキュアはどうする?
お肌の弱い方、そして髪の損傷の激しい方、ボリュームが欲しい方は
アルカリカラーよりヘアマニュキュアを求められます。
他の業者さんが美容設備の無い施設様に「マニュキュア」という項目の入ったメニューを置かれていましたが
加温器を持参するのでしょうか?
美容室一般では加温するのが常識かと思いますが
ひょっとしたら市販の薬剤でもお使いになったのかな?などと不思議に思ってます。
これからお世話になる施設様には、マニュキュアがメニューに入ってますので
加温器(大きく重たい)をどうするか、思案中なのですが。
プレゼン資料
今日、明日と施設様へプレゼンのお約束を頂いております。
決定権が男性である場合、資料の厚さは増すようです。
福祉関係においても日本の書類主義という、長年の伝統は脈々と生きているようです。
一方、女性の方がその立場にいらっしゃる場合は、利用者さんに美容技術をいかに喜んでいただくか
タイムリーに我々が先方の都合に合わせて動けるかなどといった話しがメインになることが多いようです。
美容師である我々としては、女性の方が窓口になっていただくと
いろいろな説明がしやすいのですが、そうはうまくいきません。
訪問美容師の質について(2)
ここのところ、「うちに来ている訪問美容師はひどい!」というお話を聞きます。
高慢だ、自分勝手、短く切りすぎ、耳切っても謝らないなどと、いった内容です。
そうした話しはありそうでなさそうで、数としては少数なのですが
今言われている情報開示が徹底されてないところに原因があるように思われます。
美容室内においては、カウンセリングが今重要視されていますが
訪問美容においては、「ヘアースタイル要望書」等の配布による事前のトラブル防止
施設担当者様との「事後引継ぎ」によっての美容施術内容の報告、 等が求められるかと思います。
まあ、サロンワークと同様に普通にやっていればいいわけですが
美容師側に、訪問美容は色々な意味で特別なもの、という意識がある限りトラブルは起こり得るもののようです。
施設立地
昨日お邪魔した有料老人ホームさんは駅から徒歩3分。
普通の分譲マンションかと見間違えるほどのものでした。
エントランスも豪華、理美容室もしっかり設置、残念ながら内覧はできませんでしたが
すばらしい設備でした。(ラフな格好で行ったもので一人だけ不釣合い???)
交通の便が良い施設が今後とも増えそうです。
さて、今日はある施設様へプレゼンに招かれてます。昨日を反省しそれなりの格好で行ってきます。
力強いヘルプ
先日のベット型車椅子での出来事。
ヘッドレストをはずし施術していたのですが、利用者さんの首の力が弱く
段段と地面と水平状態に頭が落ちてきてしまい、職員さんに手伝ってもらうわけにもいかず、往生していました。
それを見ていた長年の私担当の利用者さん、片マヒなのですが
頭を支えてくれました。カックンと頭が落ちるわけではなく危険性もないので
数十秒ヘルプをしてもらいましたが、大変助かりました。
ありがたや、ありがたや・・・
男性用シェーバーについて
七道具の変遷も一通り終わり、今日からNEW七道具の撮影を始めましたが
男性用シェーバーだけは不動の位置をキープしそうです。
どんなものでも高価なものは長持ちするものですが、随分と活躍してもらっています。
電池式など多少廉価なものは利用者さんの髭に負けてしまいがちです。
健常者のように毎日髭を剃っている方は少なく、どうしてもパワーのあるものが求められるからです。
それにしても、女性美容師さんは、殿方の髭剃り(シェーバー使用の)は苦手ですね。
男性美容師がブローを習い始めた時の戸惑いと共通の感覚があるのかもしれません。
閑話休題(22)新宿書店戦争
新宿三越にジュンク堂ができたので行ってきました。
新宿といえば紀伊国屋ですが、1フロアの広さでは圧倒していました。
ただ、書棚が全て縦置きで図書館にいるような錯覚を起こさせて「調べものに来たのかしら?」
と思わせることと、他の分類の書物が見渡せないのが気にかかりました。
もう一つはコンピューター検索をしても、その本が店内のどこにあるかが打ち出されないので
いちいち店員サンに聞かないとわからない、というのも紀伊国屋には負けています。
店員サンが皆さん若く、愛想が良かっただけに残念でした。
それにしても、三越の半分が本屋と文房具屋になるとは、時代の流れですかね。
広告規制
先月より、老人ホームの広告規制が始まったせいで
HPなども「工事中」の表記をされるところも出てきているようです。
私どものパンフレット等の広告媒体も、これからは表示に神経をとがらさなくてはいけないと考えています。
規制もなにもありませんが、下記のように常識人として、姿勢を正す良い機会と捉えています。
美容師は常識人か?
施設内でのカットの際、利用者さんの耳を切ってしまっても、なんら報告もしない理美容師さんがいるそうです。
訪問美容師に限らず美容師さんに「怪我を負わせたら、本人及び関係者に報告する」という一般人としての常識があるかどうか?
スタッフはともかく、先生クラスはそうした傾向があるかもしれません。
お店にいればお山の大将、私がルールブックだ!という感覚にいつの間にか陥ってしまうものです。
ましてや、お店に帰ればお客さんはいます。
従って施設での仕事はおまけみたいなもんよ〜みたいな意識があれば上記のようなことが起こっても不思議ではありません。
初めて美容師さんと仕事をした時、様様なことに唖然としたことを思い出しましたが
そういう私も店をかまえる美容師。厳に慎まなければなりません。
他HP
を訪問美容検索でよくチェックしています。
掲示板や日記を拝見するこが多いですが、最近昔から見られたHPが無くなっているのが寂しい限りです。
HP自体は作成、更新することは簡単(そうでもないかも?)なので、HP自体が無くなる
もしくは上位検索できないということは、訪問美容活動をやめてしまったせいかと思われます。
公的機関に頼るのも一案かもしれませんが、市場を開拓しようとする意思・戦術が必要となってきています。
なるべく美容室のように
訪問美容をする際したいものです。
昨日はパーマ・カラーでほぼ半日に渡って居宅での仕事でしたが
放置時間中は利用者さんは手持ち無沙汰。
これが、美容室内であれば、外の景色を眺めたり、雑誌を読んだり、心地よい椅子で一眠り
といった時間の過ごし方ができます。
なるべく、美容室のように・・・を心がけたいものですが、そのためにも自店を眺めているばかりでなく
先をいっている他店も研究しなけばなりません。
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