着るもの気使ってますか?
私は毎年春と夏に、東京ビックサイトのバーゲンに出かけ
定価30万円相当のものを1万2、3千円で買ってきます。
それぞれ、半年間は箪笥に寝かせておかねばなりませぬが、お安い御用です。
ワイシャツはもちろん毎回クリーニング仕上げ。
夏場は朝晩ブランドものとユニクロシャツを着替えます。
靴はもちろんリーガル!と言いたいところですが
東京流通靴卸センターにて、バーゲン品をあたっています。
さあ、訪問理美容師の皆さん、春の風に乗り衣替えでございます。
 
スプリング ハズ カム
確定申告も無事終わり、後は桜の開花を待つばかりです。
数十年の垢を落とすべく、すこし今年の春はゆっくりしたいと考えています。
サロン内の数十年来のお客様も一人を残し、お断りしました。
振り返ってみると、よくみな様に尽くしたものです。
みな様ゴルフや海外旅行に合わせて予約をお入れになったり
たまたまサロンの近くに2ヶ月に1回いらっしゃる時に予約を入れるわけですから
週一休みも取れるわけがありません。
さて訪問理美容に一意専心!いらぬ組織にも不義理を尽くします。
 
 
お風呂があるから
早くカットしてね、と利用者様に言われ
ガッテン承知の介とばかりにカットをはじめたものの、いけませんねえ・・。
衰えたものです。
技術は一生ものなどという言葉もありますが、やはり年にはかないません。
いくら口で強気を言ってみても、もう一人の私が体を抜け出しチェックをすれば
×出しをするところでしょう。
人にはそれぞれ人生の旬があると申しますが
やはり訪問理美容師にも旬があるのでしょう。それがいつなのか?
もう一回奇跡のように訪れてくれればラッキー!です。
 
なーんとなく
今年の訪問理美容業界の流れが見えてまいりました。
二極化の進展はもはや速度を落とさぬようです。
つい先日までゆるやかだった流れは、素人さんにとっては急流となってしまったようです。
ちょっと訪問理美容がある向こう岸へ渡ってみようか
と思っても今や足をすくわれ立ち往生。
あれほど、「今のうちに渡らないと向こう岸へいけませんよ」と口を酸っぱくして申し上げましたのに・・・。
さて、我々現業者もおちおちしておれません。
日常に安穏としているとすぐ競争相手に崖から落とされます、ホンとに。
 
不吉な言葉
疲れた、寒い、暑い、だるいといった言葉は商売人にとっては禁句です。
もちろん、一人の時に思わず出てしまう、といったことはしようがありませんが
それでも口にするのは控えるべきです。
哀れわが友人は、奥様から毎朝起き抜けに何かしらの不吉な言葉を聞かされたせいで
近々入院の手はずとなったとか。
あまり楽観できぬ病だそうです。あんなに元気でしたのに・・・。
その奥様は夜に口笛も吹くそうで、朝の何気ない不吉な言葉パンチと合わせ
聞かされた方はたまったものではありません。
友人のご冥福を祈ります(って、まだ亡くなっていませんでした)。
訪問美容サービスでも禁句はいっぱい。
友人のRさんに言わせると「遠い、荷物が重い」はタブーだそうです。
同感であります。
 
やるべきことをやる
というのは、つまりやってはならないことややる
必要の無いことをやらない、ということです。
その内容は自分の置かれたポジションが変わるにつれ変わっていくものでしょう。
一番いけないのは、いつまでも同じ仕事の繰り返しに慣れ親しんでしまうことです。
まあ、その方が楽ではありますし、その方の行き方に合っている場合もあるかもしれません。
さて、サロン勤務志向は農耕型、訪問理美容師指向型が狩猟型と常々申し上げておりますが
それぞれやるべきことは異なります。
ゆめゆめ同じ職業とは思わないでいただきたいものです。
 
 
主婦の友休刊
そもそも、日本に本当の意味での主婦なる人種は存在するのでしょうか?
じゃ、主婦の意味って何なのよ、と突っ込まれると困るのですが。
終電車近くの時間帯に徒党を組んで管を巻く40過ぎの女性軍(主婦がいるかどうかは不明?)
月一回の朝帰りを繰り返すレンジチンのみ主婦
子供を抱え道路のセンターラインまで平気で進出し、お前ら止まれとがんを飛ばす子育て主婦などなど
「主婦の友」を読むわけがあ〜りません!
読むのはせいぜい週刊大衆か、アサ芸といったところでしょう。
時代と共に言葉の概念は変わっていきます。
訪問理美容師とは?という通念も3、4年もすると変わっていることでしょう。
 
変わる組織
訪問理美容をはじめた頃は、少ないスタッフたちとチーム組み
同じ車で世間話なんぞをしながら移動したものでありました。
時代が移り、といってもほんの1,2年ですが
ほとんど同じ訪問先で一緒に仕事をする機会がなくなりました。
もちろん、私が在宅で仕事をしていることはスタッフは知りませんし
知ってもらおうとは思いません。
また、たった一人の利用者様のシャンプーのために片道1時間半をかけて施設に伺っていることも知りません。
必然的に、同行する機会は激減するわけです。
スタッフには見入りの良い仕事を
そして私は採算度外視・利用者様本位の仕事をする組織へと、わずか数年で変わりました。
 
地球温暖化
さて今回のmixiオフ会
とある方にお願いされ、コミニュニティの管理人を数年続けてきました。
その間、みなさんの訪問理美容に対する考え方や取り組み方を垣間見ることができました。
口を出すべきことと出さざるべきことの区別を、自分なりにつけてきたつもりではあります。
ただ最近は非常に初歩的な話題ばかりで
多くの参加者は名前だけ登録し訪問理美容に対する興味は薄れてきているようです。
そこで、今回のオフ会。最後のご奉公のつもりで管理人自らが主催者になりました。
果たして、目をキラキラさせた訪問理美容師&タマゴさん達が何人集まるか?
桜の咲く頃には、新しいコミュニティに変身していてくれることを期待しております。
 
 
人口構造の変化は自分達の認識以上に社会に変化を及ぼす
とドラッカー師は言っておりますが
温暖化も自分達の認識以上に進んでいるようです。
今の地球は、我々の子孫からの預かりものである、なんていうしゃれた話を耳に挟むと
私などはすぐ洗脳され、すわCO2削減に努力しなければなどと思ってしまいます。
訪問理美容師であるかぎり、車に乗りCO2排出の片棒をかついでいるという立場から
他のところで削減を画策せざるを得ません。
「曾オジイチャンたちのおかげで、東京の真夏日が年間200日になちゃったよう〜」
とひ孫に言われぬよう、今日から個人的対策を練りましょう!
 
雪対策
凝りもせず首都圏では2月2度目の降雪予報がでました。
先週と同じ曜日のようで、定期訪問先にまたご迷惑がかかるのではないかとヒヤヒヤです。
私がとりあえずできることといったら、チェーン装備の車を走らせスタッフをピックアップすることぐらいです。
ということで、雪対策として一万円を計上し、チェーン・スコップ・長靴の3点セットを購入してまいりました。
そうそう、これから車がFFかFRかを調べねばなりません。
訪問理美容師は、こうしたところがつらいところです。
が、若干雪の中を走る快感がないでもない・・・といったところでしょうか?
 
「KAROSHI」
TUNAMI・FUZIYAMA・HARAKITIと並ぶ、外人に通じる日本語であります。
とある本に書いてありましたが、外人からみると不思議な単語のようです。
それはそうですよね、働くために生まれてきたという発想は彼らにはなく
なんで楽しむべき人生を犠牲にして長時間労働するのか?
理解できるわけがありません。
過労死まではいかないにしろ、一般サロンでは今でもその風潮が見受けられます。
お客様が誰もいないのにがん首揃えて就業時間まで店内勤務。
就業時刻がきてから帳面整理や床掃きをやおら始めます。
結局帰るのは30分後、数時間に渡ってお客様がいない状態でですよ。
利用者様のいない状態で、訪問理美容師がそこに存在するということは100%ありません。
KAROSHIには縁がない職業かもしれません。
 
携帯シャンプー器考
携帯シャンプー器に関しては長年にわたり消極的でした。
何故なら、経費的な問題や在宅のスペース的な問題からでした。
残念ながら今でも自分の本来の立場からは同じ考え方であります。
ただ、一人の訪問理美容師の立場からすると
やはり買っておくべきものの一つであると思います。
あくまでも情緒的な問題でありますので
みな様にお勧めするしないということはいえません。
機会がありましたら、一度試してみた方がいいですよ〜
ということだけは申し上げておきます。
 
勝間先生
売れまくっております。
先日も週刊ダイヤモンドに特集が組まれていました。
また、書店売れ筋ランキングでも
ある書店においてはなんと3冊もベストテンにランクイン。
びっくり下谷の光徳寺であります。
先週新宿の紀伊国屋ホールで講演会があり
チケットも購入済みでしたが、体調不良でパス。
満員札止めとダイヤモンドに載っていましたので
きっと私の席には見知らぬ他人が座って、為になる話を聞いたに違いありません。
クヤシー!!
「自分への投資の時間を増やすには?」
などという一説には営業に弱い訪問理美容師さんたちには大変勉強になります。
是非著書を一冊お買い求め下さい。
 
雪景色(2)
「もう終わってしまったかな?」とは思いつつ
みなが頑張っている訪問美容先へと伺いました。
案の定いつものスタッフの車も見当たらず
そうかやっぱり、と思いつつご挨拶に事務所へ。
と、他のスタッフのバイクが・・・まだ作業中でありました。
バイク娘はスッテンコロリンを数度、もう一人は電車→タクシー
そしてリーダーさんはご主人に送迎してもらったそうです。
雪の当日よりも翌朝の凍結が怖い
というのが常識だそうで、晴れるよりいっそのこと雨になって欲しいものです。
 
 
雪景色
窓のすき間から外の様子を見
「やった〜今日は学校は休みだあ〜、・・・って今日は日曜じゃん」
などという遠い昔の話しを思い出した雪の朝でした。
遠い昔と違って、本日は数箇所の施設での訪問理美容のお約束がある日です。
学生時代の甘〜い思い出を頭から払い
まずはスタッフからの連絡を受けるべく携帯電話をポケットに車に乗り込みました。
とりあえず行ける所まで行こう、という特攻精神でアクセルを踏み出したところ
幹線道路はほぼ通行可能。
横道もゆっくり走ればこれまたOK。
現地に着いたところ、スタッフ達は大忙し。
「駄目だよ〜、サボってばかりいちゃ!!」という利用者様からのいつものエールを受けながら
ホッと胸をなでおろしたのでありました。
 
オンザベットでの作業
なかなか、ベット上での作業は大変なものです。
今でもなかなかうまくいきません。
ヘルパーさんやご家族の手助けを借りてやっとなんとか仕上げているようなものです。
一人で作業を黙々としているスタッフをみると、恐れ入谷の鬼子母神といったところです。
ただ、最後の仕上げに頭の毛くずををていねいに、そしてゆっくりとと払って差し上げると利用者様は喜ばれます。
掃除機のノズルを使って毛くず処理をするところもありますが
やはりハンドツーハンドです。
訪問理美容師先の利用者様の性別そして症状にあわせ
そうそうゆっくり、ゆっくりやってあげて下さい。
 
 
40年前の今日
本日と同じように快晴でありました。
首都圏では家族をあげてのお受験で未来の総理大臣候補達も大変のようです。
ただ、御三家と呼ばれる学校でも、教師が覚せい剤に手を出すようなところもありますので
入ればOKという時代ではなくなってきています。
6年間で彼、彼女達は何を学ぶのでしょう?
それに比べて理美容師の試験は絶対比較での合否判定です。
倍率なんぞというものはなく、いかに点をとっていくかだけのの問題ですから楽なもんです。
それより簡単なのが訪問理美容師。
右手をあげて「訪問理美容師やってます!」といえば
そうなんですか、と周りは認めてくれます。
始めるのも簡単、やめるのも簡単なのが訪問理美容師です。
 
 
今までふつうにやってきたことを
一旦やめてみる。
そしてしばらく続けてみて、何も変化が起きなければそのままやめてしまうこと
とドラッカー先生は仰っています。
例えば、メールの送受信をある間隔で自動設定してあるのを
手動に切り替える、とかです。
意外に緊急メールなどというものは少なく急ぎならば電話がかかってくるでしょう。
メールが受信されれば思わず誰でも開いてしまうので
結構無駄な時間を費やしているわけです。
その空いた時間でゆっくり休むとか、違う仕事をこなすとか
いろいろな時間の使い方ができるというわけです。
さあ訪問理美容師のみなさんも、移動の最中に携帯サイトばかりみていないで
利用者様のカルテの確認・記入などをしてみてはいかがでしょうか?
メールのチェックをしていても、利用様は振り向いてはくれません。
 
昨日軽い咳をしていたところ息子から
「風邪気味ならボクが先週医者に行ったときの薬があるから飲んでよ」というやさしい一言。
翌朝、さっそく薬袋を開けてみると、出てくるわ出てくるわ薬の山。
一体どの薬を何錠飲んでよいのやら皆目検討がつかず、途方にくれてしまいました。
日本人は薬好きといわれますが
私の息子の世代にこれだけの薬を出しているという現状をみますと
行く末恐ろしくなってきます。
薬を飲む間に3度の食事をとる、などといったことにならなければよいのだが
と息子からもらった4番目の薬を飲みながら心配する訪問美容師であります。